初心者
よっしー
キャディーの気持ち 第124話「ボールを温めると飛ぶ!?」
よく聞くフレーズだと思うのですが、正直本当かよ? と思っていたので実際に雑ではありますが検証してみました。
よく聞く『寒い日はボールを温めると飛ぶ」は本当?
皆さんは『ボールをカイロで温めると冬の時期は飛ぶ』とか『寒くて硬くなったボールを温めると柔らかくなる』という都市伝説的な話を聞いたことはありますか?
私はよく聞きます。
この、「ボールを温めると飛ぶ!」とか「柔らかくなる!」、かなり前から言われているのですが。
『冬場、ボールを温めたほうが飛ぶのか?』をメーカーに聞いた記事があったのですが、変わらないそうです。
じゃあ、なぜ【温めると飛ぶ】と言われたのか……もしかして昔の糸巻きボールは温めたほうが飛ぶのか、または冷やすと極端に飛ばないのか? と疑問になり検証してみました。
まず用意したのは30年以上前の糸巻き(ゴム巻き)ボール(白)。ゴムの糸を何重に巻いたボールです。そして、現行モデルのウレタンカバーボール(黄色)。この2つで検証してみました。
まず、マイナス1度の気温の中1時間放置。触ると「冷た!」って思うほど冷やしてみました。
もう1つはカイロを2つ出して包むように1時間放置。こちらも触ると「熱い!」と思う程度に温めました。
このボールを大体同じ位置から落として検証した動画がこちらです(最初が昔のボール、2番目が最近のボール)。
ウレタンボールは落とす位置が少し違ってしまったのですが、ほぼ同じ位置。変わらないですね。
反対に糸巻きのボールは極端に弾み方が違う!
正直ここまで違うと思わなかったので、昔は『温めたほうが飛ぶ』と言うよりは『冷え過ぎると飛ばない』が正しいかもしれません。
『昔のボールは温めたほうが良いが、最近のボールは温めてもほぼ変わらない』ということがわかりました。
ちなみにボールを温めるのは公式の試合などではルール違反になるので、気を付けたほうが良さそうです。