初心者
YU☆GOLF
初心者・アベレージゴルファー苦手ランキング上位!バンカーショットを克服しよう
早速ですが、上級者を除きバンカーショットに苦手意識を持たれている方は多いのではないでしょうか?
私もこれまでいろいろな方とプレーをしてきましたが、初心者や経験の少ない方でそのような方を多く見てきました。
それまで順調にきていたのにバンカーで何打も叩いてしまい上がってみればボロボロ……、辛いですよね。
バンカーに入った時点でガックリと肩を落とされる方もいらっしゃいますよね(笑)。
ただ逆を言えば、そこを改善できればスコアアップにつながり、さらにゴルフを楽しめること間違いなしです。
今回はグリーン周りのバンカーにおける考え方や打ち方について簡単に書かせていただきたいと思います。
バンカーショットの考え方について
まず、バンカーショットの苦手意識をなくすためにも考え方を改める必要があると思います。
苦手な方はバンカーから脱出するために、ボールに対してピンポイントかつ正確にコンタクトしなければいけないと考え過ぎているような気がします。
これまでのホームランだったりダフリの経験が頭をよぎり、慎重になり過ぎたり、ついつい力んでしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
ではどのようにすれば、それらを払拭できるでしょうか?
ここではあえて極端な言い方をしますが「適当」で良いんです。バンカーに入ったからといって身構える必要はなく、アバウトに考えてください。
よく○○ヤードの場合はボールの○○センチ手前の砂を打っていく、もう少し距離が短い場合はフェースを開いてさらに○○センチ手前から砂を取っていく、など耳にします。
確かにそのように打てれば上手くいくかも知れませんし、その考え方を否定するつもりはまったくありません。
ただ、初心者・アベレージゴルファーの方がそこまで意識をすると余計に力が入り、ミスにつながる可能性が高まると考えます。
はじめのうちは細かいことは置いといて、とりあえずボールの手前の砂をしっかり叩く!
これだけを意識すれば良いと思います。
エクスプロージョンショット
先ほど、「ボールの手前の砂を叩く」と表現しましたが、グリーン周りのバンカーショットは「エクスプロージョンショット」が基本になります。
簡単に言うと、ボールの手前・下部の砂を叩き、その砂の爆発でボールを飛ばす打ち方になります。
プロのバンカーショットを見てみると必ず砂と一緒にボールが飛び出しますよね? これが「エクスプロージョンショット」です。
まずはそこを理解する必要があります。
そこを理解できていないが故、「ボールと砂の間にきっちりクラブを入れないといけない!」「少しのズレも許されない!」とシビアに考えてしまいます。
アイアンショットやアプローチと違って、クラブをクリーンにボールへヒットさせる必要はありません。
だから「適当」で良いんです。
長くなるのでここではスイングのお話はしませんが、仮に10センチ手前を叩いてしまってもボールは出ます。
また、パワーが必要と思っておられる方も多いように感じますが、通常のバンカーであればそこまで必要ではありません。
極端な話、きちんと砂を爆発させることができれば右手一本でも出ます。
プロや上級者のバンカーショットを見てもガチガチに力んでいる方はいませんよね?
(目玉などの特殊な状況は別ですが……)
少しでも良いので練習を!
これまでバンカーショットの基本的な考え方などについて書いてきましたが、最終的にはやはり練習や経験を積んでいく必要があります。
ほとんどの方がドライバーショットやアイアンショットの練習にたくさんの時間を費やすと思います。
確かにドライバーショットのほうが、当たると気持ちが良いですし楽しいですよね。
一方、バンカーショットの練習は地味ですし、ほとんどしない・したことがないという方も多いのではないでしょうか。
そもそも練習できる場所が限られているので仕方がないことなのかもしれません。
ただ、コースに出てバンカーで数打〜十数打損をしてしまうという方もいらっしゃると思います。
そう考えるとバンカーショットに対する苦手意識の克服こそ、スコアアップへの重要なファクター・近道になるのではないでしょうか。
また、バンカーショットへの苦手意識がなくなることで、グリーンを狙うショットのプレッシャーやストレスも軽減され、結果的に良いショットにつながるというメリットもあります。
基本的な打ち方や考え方がわかればあとは練習あるのみです。
練習の際にはボールの手前の砂にラインを引いて、そこを目がけて打つという動作を繰り返し行い、まずはエクスプロージョンショットの感覚を養っていくことが第一歩になると思います。
※コースではルール違反になるので、あくまで練習の時だけにしてくださいね(笑)。
ぜひバンカーを併設している練習場を探して行ってみてください。
また、バンカー練習場のあるコースに行く際には、いつもより少しだけ早くゴルフ場に向かい練習してみるなど、試してみてはいかがでしょうか。