初心者
アマゴルファーさる
100切りのマネジメント、120切りとどう違う?
こんにちは! 最近シャンクに悩まされているアマゴルファーさるです。
調子がいいと思うと突然出るシャンク。嫌ですよね~(T_T)
そんなシャンクの話はいずれしたいと思いますが、今回は100切りのマネジメントについて考えたいと思います。
これまで、120切りを目指す初心者ゴルファーの皆さま向けに「トリプルボギーが取れれば120が切れる訳」や「トリプルボギーの具体的な取り方」について書かせていただきましたが、100切りになると何が違ってくるのでしょうか?
目次
120切りはトリプルボギーのゴルフ。100切りは?
18ホールすべてトリプルボギー(トリ)だとスコアは126ですが、狙ってトリが取れるようになると、気まぐれなゴルフの神様がときどきダブルボギー(ダボ)やボギーを与えてくれるようになるので、そういったことが1ラウンドに何回か重なる日に120が切れる、というお話をしました。
同じ考え方で、18ホールすべてダボならスコアは108ですが、狙ってダボが取れるようになれば、気まぐれなゴルフの神様が今度はボギーやパーを与えてくれるようになるので、100が切れる日がやってきます。
つまり、100切りのゴルフはダブルボギーを狙うゴルフになります。
ダボを狙うマネジメントとは?
狙ってトリを取る具体的な方法としてゴルフ初心者の皆さんにお勧めしたのは、各ホールのパーと同じ打数でグリーンオン(これをダボオンと呼ぶことにします)して、3パットでトリを狙うマネジメントでした。
では、ダボを狙うマネジメントは何が変わると思いますか?
トリより1打少なくホールアウトする必要があるわけですから、ティーショットから最後のパットまでの間のどこかで1打減らさなくてはなりません。
「グリーンオンするまでの打数を1打減らしてボギーオンを狙います」
恐らく、ほとんどの100切り前ゴルファーはこう考えてしまうように思います。
あの頃の私もそうでした。早くグリーンに乗せたい! って思うのはゴルファーの自然な思考なのかもしれません。
でもよく考えてください。
ダボオン&3パットのトリから1打減らしてダボを取るには、パットを2打にすれば済むことなのです。
120切り前のゴルファーはまだまだパットはノーカンですので、ロングパットは短過ぎたり長過ぎたりしがちです。
なので、初めから3パットを想定してトリを狙いに行くのですが、100切り前のゴルファーはラウンド経験もそこそこ積んで、少しずつパットのフィーリングができ始めてきます。
また、アプローチの精度も120切り前よりは上がっているでしょうから、グリーンの端っこではなく、もう少しピンに近づいてオンできる確率も上がってきます。
そう考えると、3パットを初めから想定するのは消極的過ぎますし、実際に2パットで上がれるホールが増えているはずなのです。
ダボを狙うマネジメントはトリを狙うのと同じダボオンのゴルフだった!
したがって、ダボはダボオン&2パットで狙うのが最も安全なマネジメントということになります。
そしてダボオンするための方法は、トリを取るための具体的な方法で示した1打100ヤードずつ確実に前進する方法と何も変える必要はないのです。
つまり、100切りを目指す時点では、ドライバーはもちろん、100ヤード前に進むためのクラブよりも長いクラブはコースで使う必要はないということになります。
ショートホールだけ少し考え方を進歩させて100を切る!
そうはいっても、100切り目前くらいの経験を積んだゴルファーであれば、ショートホール(パー3)はグリーンまで3打もかけなくてもいいかもしれません。
あまり長いパー3でなければ、積極的に2オン(ボギーオン)を狙ってもいいでしょう。
つまり、100切りのゴルフは、120切りのゴルフよりもパットで18打、ショットでパー3のホール数分の4打、合計22打少ないスコアを狙うゴルフとなります。
これが実践できるようになれば、無理して精度の悪いドライバーを振らなくても、十分に100を切ることができるということが、お分かりいただけたでしょうか?
あの頃このことに気づいていれば……
実はかく言う私も、100切りをドライバーなしで通過したわけではありません。
100を切ったのはホームコースでプレーし始めてから丸5か月も経った12ラウンド目のことでした。
そして、ホームコースでの最初の1年間(50ラウンド)の平均スコアは結局100を切れませんでした。
あの頃ドライバーをキャディバッグから抜いてダボオンのゴルフに徹していれば、もっと早く次のステージに進めたのにと、後悔しています。