明日が急なコンペでもあきらめない！一夜漬けゴルフのすすめ！

こんにちは、ゴルフコーチの宮下芳雄です。

これからの季節、ゴルフコンペなどでラウンドが増える人が多くなるはず！

そこで今回は、明日ゴルフでも間に合う、一夜漬けゴルフをお届けします。

年に数回しかゴルフをしない人、仕事が忙し過ぎて練習不足な人は見逃さないでくださいね！

まずは当てる！　フェースの真ん中に当てるコツを紹介！

一夜漬けゴルフのコツでは、理想的なフォームとかは気にしてはいけません！

意識することは「再現性」です。

この再現性とは、アドレスで構えた場所へ再現性高く、クラブヘッドを戻すことです。

その方法は下記の通り！

1.いつも通りにアドレスをする
2.腰の高さまでクラブヘッドが上がるようにバックスイングをする
3.クラブヘッドをアドレスの位置へ正確に戻す（左右上下の誤差に気を付ける）
4.1～3の動作を2回繰り返す

単純で簡単なこの方法がインパクト時の準備動作になり、抜群にミート率を上げるのです。

当たるようになったら次は方向性を整える！

方向性に影響する2大要素は「フェースの向き」「スイング軌道」です。

一夜漬けゴルフでは軌道についてはあきらめます。

その理由はスイング軌道を矯正するには時間が掛かるからです。

今回はフェースの向きだけに特化をして方向性を整えるコツを紹介します。

ずばり、右へボールが飛びやすい人は腰の高さでフェースの向きを下へ向けましょう。

反対に左へボールが飛びやすい人はフェースの向きを上へ向けてください。

特にダウンスイング時に腰の高さでフェースの向きをチェックしてみてください。

ショットの前に行っておくとミスの予防に、ミスショット後に行うとミスを繰り返さない修正になります！

セカンドショットは素振りでしのぐ！

一夜漬けゴルフのセカンドショットは素振りがとても重要です。

具体的には、素振りをした時に地面のどこにクラブヘッドが当たったかをよく見ましょう。

アドレスでクラブを置いていた位置よりも手前に当たってしまった（ダフった）場合は2つの対策があります。

1.ボールを右へセットして構える
2.左足体重でアドレスをする

上に書いた2つのことは動作ではなくアドレス時の調整方法のため、スイング動作を変えずに良いセカンドショットを打つことができます。

ちなみにアドレスでクラブを置いていた位置よりも先に当たってしまった場合は、まったく逆のことを行ってみてくださいね！

アプローチはパターを多用しトコトン転がす

一夜漬けゴルフではパターを使った転がしのアプローチを多用しましょう。

パターを使ったアプローチでは、パターのフェース面をボールの側面に当てる打ち方なので、とてもミスが出にくいことが特徴です。

しかし、慣れていないと距離感をイメージするのが難しいはずです。

ラウンド前に、パッティング練習でグリーンの外からリハーサルを行っておくことをお勧めします。

特殊素振りでバンカー克服！

バンカーショットを一夜漬けや現場でぶっつけ本番で成功させるには特殊な素振りがお勧めです。

具体的には、空中に浮かして構えたクラブをインパクト時に地面をタッチさせる素振りです

実際のバンカーショットのように、浮かした分のギャップを埋めるように素振りをするだけでバンカーショットの成功率が抜群に上がるのです

そして、ラウンド中はバンカー周りのラフでこの素振りを使ってみてくださいね！

パッティングは10センチから練習開始！

一夜漬けゴルフでのパッティングは2つのテーマに集中しましょう。

1.カップインさせる感覚をつかむ
2.カップインできる自信を付ける

そのための練習方法が、10センチの距離からパッティングを始めて、カップインできたら10センチ刻みで距離を長くしていく練習です。

これによりフェースをカップへ正しく向ける感覚が身に付き、さらに失敗することが少ないのでパッテイングに対して自信が付きます。

自宅で行うことはもちろん、ラウンド直前に短時間この練習を行うだけでも効果があります。

一夜漬けのゴルフメンタルにも挑戦！

ゴルフはもともと失敗が多いスポーツです。

ミスショットやボールが当たらないことのほうが多く、良いショットはほんのわずかだと思ってください。

じつはPGAツアー選手レベルでも自身のイメージする球筋が打てることは20％以下だと言われています。

では、一夜漬けでも楽しいゴルフをしてきてくださいね！

Have a nice golf！