初心者
アマゴルファーさる
初心者が最初に目指すべきスコアは「120」!その理由は?
皆さん初めまして。ライターデビューのアマゴルファーさるです。
記念すべき初投稿の今回は、これからゴルフを始めてみようと思っている方、そろそろコースデビューを考えている方、何度かコースに出たもののなかなかスコアが減らずに悩み始めている方たちと一緒に、ゴルフライフにおける最初の目標スコアについて考えてみたいと思います。
初心者が最初に直面するスコアの壁
初心者ゴルファーがゴルフを続けて行くか、途中で止めてしまうかの分かれ目があるとしたら、120が切れるかどうか辺りにあるような気がします。
何回やっても130、140といったスコアから脱却できないと、ゴルフを面白いと思う前に、「自分はゴルフに向いていない」と考えてしまう人もいるでしょう。
実はこの120というスコア、スイング技術がまだまだ未熟な初心者にとっては、行き当たりばったりの成り行きゴルフではそう簡単に出ないスコアであり、だからこそ出せるとゴルフの面白さがわかってくるスコアなんです。
できればすんなりとここを通過していきたい、でもそう簡単でもない。
そんな120を最初の目標スコアにしてみてはどうでしょうか?
ゴルフにおける120という数字の意味
まず、120というスコアの位置づけを理解しましょう。
多くのゴルフ場が、1ラウンド18ホールの構成として、ショートホール(パー3)が4つ、ミドルホール(パー4)が10個、ロングホール(パー5)が4つというコース設計を採用しています。
つまり、合計でパー72です。だから、72という数字はゴルファーにとって何かと気になる数字です。
では、パー72のコースで18ホールすべてをボギーとしたら、スコアはいくつになるでしょう?
そう、90です。同様にすべてダブルボギー(ダボ)なら108、すべてトリプルボギー(トリ)なら126になります。
この数字、ぜひ覚えておいてください。ここに120を切るヒントが、そしてゆくゆくは100切り、90切りのヒントが隠れています。
108より12多く、126より6少ない、それがゴルフにおける120という数字の意味になります。
算数的には小学生でもわかることですが、ここにはゴルファーにしかわからない深い意味があるのです。
狙え、トリプルボギー!
「18ホールすべてトリだと126なんだから、120切りするにはやっぱりトリをたくさん打ったらダメなんですよね……」
今、もしかしたらあなたはそう思いましたか?
ゴルフはメンタルのスポーツです。常にポジティブに物事をとらえるほうが、いい結果につながります。
こう考えてください。「確実にトリが取れる方法さえ分かれば、120なんてすぐにクリアできそうですね!」
そうなんです。確実にトリが取れるということは、1ラウンドで必ず何度か訪れるラッキーチャンスが、いくつかのトリをダボに変えてくれますので、120切りの確率はかなり高くなるんです。
言い換えれば、120切りのゴルフとは、狙ってトリが取れるゴルフということになります。
ゴルフの楽しさはマネジメントにある
ゴルフの本来の楽しみは、ホールごとに立てたティーショットからカップインまでのプレープランをなるべくブレなく実行し、その結果として目標のスコアを勝ち取ることにあります。いわゆるコースマネジメントです。
プロならバーディを取るためのプランを立てるかもしれませんし、シングルプレーヤーなら半数以上のホールでパーを取るためのプランを立てるでしょう。
どんなスコアを勝ち取るためのプランとするかはプレーヤーのレベルに応じて、あるいはそのホールの難易度にも応じて変わりますが、どんなレベルのゴルファーでも、自分が立てたプランを実現できた時の喜びは大きいものです。
120切りを目指す皆さんは、ぜひトリを取るプランを立てて、それを実現した時の喜びを味わってください。
そのすぐ先に、120切りは見えてきます。
次回は狙ってトリを取る具体的な方法について考えます。