初心者
おっ3
下手固め、背伸びし過ぎ、過大な自己評価。上達を妨げる要素を排除しましょう!
私を筆頭に、思ったような上達を遂げられていない方、少なくないと思います。
高額なレッスン費や、著名コーチに教えを乞うことができるのはごく一部の方だけと思います。
多くのゴルファーは、自身で研究し、練習して上達を目指します。しかし、その方法や思考によっては、上達への道はとても遠く険しいものになってしまいます。
今回は、上達を妨げる思考方法と練習法についてまとめてみます。これらは気付いた瞬間から排除しましょう。
『下手固め』は絶対に止めましょう!
「バンカー越えのロブショットを決めてやる!」からのザックリ!!
がっかりのミスショット……。
こんな時に、なぜかミスしたショットのスイングを繰り返す方を見ることがあります。
またイライラした表情で、絶対に正しくない動きを何度も何度も身体に刻み込もうとしている方を見ることもあります。
これを『下手固め』と呼んでいます。
こんなことは絶対に止めてください。
何度も繰り返すべき動きは、『正しい動き』です。
鏡を見ながら、あるいは体重のポイントをチェックしながら『正しい動き』を確認して身体に記憶させてください。
背伸びのし過ぎは禁物です
この写真の状態でバランス崩したらどうなりますか?
上達のためには、『適切な背伸び』は必要です。
しかし、過剰な背伸びは写真のような状態で、バランスを崩すのと同じです。
届くものに届かなくなるばかりか、ケガをする可能性もあります。
例えるなら、ショートアイアンで一定の球筋を打つ確率が半分もないのに、ミドルアイアンでインテンショナルにスライスやフックを打とうとするようなことです。
上達のためには、一足飛びに技術を習得することを狙わず、一段一段階段を上るように段階を追ってください。
過大な自己評価はNGです
左側の体型の方が「オレ、6パックなんだよね」と自己評価するならば、その方はダイエットすることはないと思います。
自分の技術レベルを、客観的に適正に評価することはとても大切です。
ティーショットの平均飛距離ありのままを『自分の飛距離』とする方と、一生に一回のナイスショットを『自分の飛距離』とする方とではどちらが早く上達するでしょうか?
答えは一目瞭然ですね。
そして、過大な自己評価は自身の脳をも裏切ることになります。
「オレさ、ドライバーの平均飛距離は280ヤード超えるぜ」と言いながら、ほとんど200ヤード程度だったら、脳はどう反応するでしょう?
「今日のオレは普通じゃない」と反応すると思います。
すると普通に戻ろうとするか、自分を見失うかのどちらかです。そんな延長線上に上達はないと思います。
余分な要素を排除して、少しでも効率良く上達しましょう。