初心者
アビ
サンドウェッジを忘れた!そこで取った作戦とは?
ゴルフで最もミスショットが出る確率が高いのは、ハザード(バンカーやラフなど)からのショットだと思います。
なので、ハザードを徹底的に避けることで、大叩きを防ぐことができます。
ラウンド直前に痛恨のミスが発覚
普段、自宅の一角でアプローチの練習をしています。
サンドウェッジで、2メートルくらいのところに置いたカゴに向かって、ポーンと打つ練習です。
毎日ではありませんが、寝る前に数分やっています。
ある日のラウンドでゴルフ場に着いた時に、とんでもないミスをしでかしたことに気付きました。
そうです。
ゴルフバッグにクラブが13本しか入っていませんでした。
前日のアプローチ練習をしたまま、サンドウェッジを自宅に置き忘れてしまったのです。
頭が真っ白になりました……。
サンドウェッジを使う必要があるシチュエーション
その名の通り、サンドウェッジを使うシチュエーションと言ったら、グリーン周りのバンカーに入ってしまった時です。
また、逆目のラフや砲台グリーンでロブショットが求められる場面だったり、木越えやバンカー、池越えのような高さを出す必要に迫られる場面でも必要になります。
あとはサンドウェッジでフルショットして届く距離でしょうか。
幸いにもホームコースだったので、ある程度のレイアウトは頭に入っていました。
とはいえ、今までは残り距離やどこまでがOBかくらいでしか見なかったコースレイアウト図を、過去にやったことがないくらい真剣に確認しました。
もう頭を切り替えて、サンドウェッジを使わないで済む戦略で臨みました。
サンドウェッジを使わないで済むために……
サンドウェッジを使わずに済む(というか使えない)ために、まずは徹底的にバンカーを避ける戦略を取りました。
打つ前の段階で何ヤードまでならバンカーに入らないのか、何ヤード打ったらバンカーに入るのかを最初に確認します。
ピンまでの距離などはその後の話です。どうミスしたとしても、絶対にバンカーに入らないようにします。
また、サンドウェッジを使いたくなるような距離(40~80ヤード)を残さないように、ティーショットから逆算して5番ウッドだったり、ユーティリティを積極的に使いました。
短いミドルホール(パー4)や、ロングホール(パー5)の3打目は、極力残り100ヤードくらいになるように攻めます。
当然のことながら、絶対にバンカーに入らない場所を狙っているため、仮にグリーンを外したとしても、ある程度転がせる場所にボールがあることがほとんどです。
意外と悪くない
この日のラウンドは、精神的に疲れました。クラブを忘れるなどというミスは二度とやりたくないです。
とはいえ、良い授業料を払ったというか、勉強にもなりました。
確かにパーオン連発してビッグスコアを出すような感じにはならないと思いますが、かわりに大叩きする雰囲気がありません。
安定したボギーペースで、アプローチ次第ではパーを拾える感じがあり、ショットの調子が今ひとつな時には、むしろ使えるという手応えもありました。
ゴルフは欲との戦いでもあります。
1ラウンドに1回出るか出ないかの会心のショットや、数ラウンドに1回あるバーディを追い求めるという心理も分からないでもないですが、ゴルフの目的はやはり良いスコアで上がることですし、ゴルファーとしてはアベレージスコアを上げたい(ハンデを減らしたい)というのが最大の動機です。
100切りを目指している方や、平均で90台を目指すゴルファーにとって、このハザードを徹底的に避ける戦略というのは、理にかなっていると思います。
「今日はサンドウェッジを使わない」
「ドライバーなしで回ってみる」
そんな日のラウンドでポーンとベストスコア出ちゃったりするかもしれないですよ。