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初心者

宮下芳雄@プロゴルファー

あなたはどっち?分かりやすいゴルフボールの選び方!

こんにちは、JGMセベバレステロスGC所属プロの宮下芳雄です。

今回はゴルフボールの選び方について記事を書きました。

まだゴルフ経験の浅い、ゴルフ初心者の方に読んでいただきたい内容を集めました。

ぜひご覧ください!

多くの初心者ゴルファーはボールの種類や特徴を知らない!?

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ゴルフ経験が少ないゴルファーにとっては「ゴルフボールの違いが分からない」「どれがいいのか分からない」「自分に合ったものが分からない」などなどの疑問があると思います。

今回はそんな疑問にお答えします!

多くのゴルフメーカーは多種多彩なゴルフボールを発売している!

各ゴルフメーカーは多種多彩なゴルフボールを発売しています。

その理由は、ゴルフボールにいろいろな特性や違いを付けることにより、好みの違うゴルファーへ合わせ、ベストなプレイができるよういろいろなデザインや特徴のボールを出しているのです。

そんなこともあり、いろいろなメーカーのゴルフボールを打ち比べることで自分のプレイスタイルやイメージする弾道に合ったボールを見つけることができるのです。

そしてゴルフボールは大きく二つに分けることができます。

具体的には「スピンタイプ」と「ディスタンスタイプ」の二つです。

スピンタイプとディスタンスタイプは何が違うのか? どちらを選べばいいのか?

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まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

<スピンタイプ>

・ヘッドスピードが速いゴルファーが打つとゴルフボールが効率的につぶれ、それにより飛距離が出ると言われている

・スピンがかかりやすいのでインテンショナルボール(意図的にボールを曲げるショット)が打ちやすい

・アプローチショットで抜群にスピンがかかり止まりやすい


<ディスタンスタイプ>

・外側のカバーは硬い材質で作られていて、内側は柔らかい材質で作られている

・スイングスピードが遅くても、ボールの反発力を使って飛距離を出しやすい

・スピンが少ないのでボールが曲がりにくい

・ドライバーショットなどでは地面に落ちてからランで飛距離を稼ぎやすい

・アプローチショットではスピンがかかりにくい

スピンタイプのゴルフボールが合うのはこんなゴルファーだ!

スピンタイプのゴルフボールが合うゴルファーは「ヘッドスピードが速い人」です。

じつはヘッドスピードが速い人がディスタンスタイプのボールを選ぶと、ボール自体がコンタクト(インパクト)でつぶれ過ぎてしまい、反発力を効率よく使うことができなくなります。

ヘッドスピードが速いゴルファーが打つとボールが適度につぶれて、効率よく飛距離を出すことができます。

さらにスピンがかかりやすいことでインテンショナルショット(わざとボール曲げること)が打ちやすく、ホールごとにフックやスライスを打ち分けてプレイするゴルファーにも合うはずです。

加えてグリーン周りでスピンのかかったアプローチショットを打ちたいゴルファーにも間違いなく合います。

つまり、ゴルフ上級者やパワーのあるゴルファーに合うゴルフボールと言えますね!

ディスタンスタイプを使ってほしいゴルファーはこれだ!

ずばり、ディスタンスタイプのゴルフボールが合うゴルファーは「ヘッドスピードが遅い人」「腕力の弱い女性、初心者ゴルファー」です。

ディスタンスタイプのゴルフボールは弱い力、遅いヘッドスピードでもボールが適度につぶれてくれるので、効率よくボールを飛ばすことができます。

つぶれたボールが元の形に戻ろうとする反発力を使って飛距離を出すことができるのです。

さらにスピンがかかりにくい特徴ということもあり、サイドスピン量も減らすことができます。

これはスライスなど、ボールが左右に大きく曲がってしまうミスをなくす効果もあります。

つまり、ゴルファーの体力的なハンディをボールが補ってくれたり、スイングのミスをボールが修正してくれるのです。

初心者や女性にとっては強い味方のゴルフボールと言えると、私は考えています。

※初心者や女性でも野球経験者だったり、ソフトボールを学生時代にやっていた方はこのディスタンスタイプが合わないこともあります。

初心者ゴルファーさんはパッケージの適正ヘッドスピード表示を参考にしよう!

ゴルフボールのパッケージに適正ヘッドスピードが記載されています。

まず自身のヘッドスピードを計り、効率よく飛距離の出せるゴルフボールを選んでみてください。

さらに打球にスピンをかけたり、逆にスピンを抑えたりと、自身のイメージする球筋を出せるボール選びも面白いと思います。

現在、ゴルフ量販店では打球データ計測機があり、ヘッドスピードだけでなく球筋やバックスピン量、打ち出し角度などを調べることができます。

Gridge読者のみなさん、自分に合ったボールを見つけて、このあとの春ゴルフを楽しんでくださいね!