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PAR RUSH 01

初めての方がほぼ玉砕する、このコースの難しさ!〜“ラウンド日記・特別版”第2回

初めてラウンドするほとんどの方が玉砕する難しいコースで、初めての方のラウンドはどうだったか? その様子を“ラウンド日記・特別版”として、お伝えしているこのシリーズの第2回です!

今回も、お二人をご案内して、ラウンドしました。

早速始めましょう!

今回もまず、このコースの難しさを紹介します!

★フェアウェイは狭いうえに、左右に傾斜しており、さらに左右にドッグレッグしていて、狙いがさらに狭められる! 林の密集度合いがきつく、入れると横に出すだけとなる!

★極端に小さなグリーンと、手前が傾斜になっているなどグリーン周りの設定の難しさ!

★極端な受けグリーンが多く、グリーンが速いこと!

これらの難しい条件が重なっていることが、距離が短いのにいいスコアが出ずに、玉砕する方が多くなる原因となっています。

今日の2人は90〜100程度で、経験豊富な方でした! 上手くいくかもとの予感も?

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極端に上手ではありませんが、経験もあるので、距離の短いコースを謙虚にプレーしていました。

最初は、小さなグリーンに戸惑うこともありましたが、少しずつ慣れていきました。

しかし、グリーンが小さくなかなかパーオンはしません。しかも、グリーン周りは落ちていたり、アプローチが難しい! ということを、散々味わっていました。

前半の東コースは、このゴルフ場の中では、まだ罠が少ないコースです。それぞれ、自分として、精一杯のプレーを続けていました。

Aさんは、本当に堅実なプレーで、ダボ(ダブルボギー)を一つ叩きましたが、他のホールはすべてボギーという守りに徹した内容でした。

パーのチャンスはありましたが、パットが入らなかったり、寄せワンが取れずにボギーと、グリーンに苦しんでいました!

一方、Bさんは、スタートではショットのミスでトリプル(トリプルボギー)となり、その後もダボがあるなど、苦しいラウンドでした!

とにかく、グリーン周りが難しい! グリーンも難しくて、スコアがまとまらない!

2人とも、難しい設定のグリーン周りに手こずっていました!

グリーン周りでは、アプローチでウェッジを使いたくなります。しかし、傾斜のある花道のような芝では、相当上手く球を拾わないと、イメージ通りのアプローチはできません。

どういうアプローチをするかをきっちり判断した上でないと上手くいきません!

さらに、相変わらず速くて、傾斜のきついグリーンは、短い距離でも切れたり切れなかったりします。パットも外しまくっていた感じです!

これでは、スコアはまとまりません。

前半の東コースは、Aさん46、Bさん54、2回目のCさんは46で、私は“キャディーさんの仕事”も忙しく43でした!

事前のインフォメーションが効いて、堅実にプレーしていたが…

スルーで、後半の中コースをスタートしました。

中コースは、東コースよりもさまざまな顔があり、少し難しくなります。

特に、中コースの中盤から後半の5番・7番・8番の各ミドルホール(パー4)は、ハンディキャップ(HD)の厳しいホールもあり、一歩間違うと、叩くホールが続きます!

ここで、A・Bさんはダボが続いたりと、苦しいゴルフを続けていました。

しかし、私が事前にこのコースの難しさについてレクチャーしていたので、とんでもない大叩きはありませんでした。

しかも、Aさんは6番ショートホール(パー3)で、Bさんは7番ミドルでパーを取っていました。

特に、Bさんの7番のパーは、難しいアプローチを寄せてのパーで、価値あるものでした。

スループレーで疲れてきたか? それでも、最終ホールはきっちりと締めた!

同伴者には、滅多にないスループレーでしたので、後半のハーフも終盤にになり、やや疲れが見えてきました。

しかし、最終9番の打ち上げとなる難しいミドルホールは、4人共にナイスティーショットで、グリーン周りも、ウェッジだけでなくパターも使用するようになり、それぞれ寄せてボギーで上がりました。

グリーンの速さにもやっと慣れてきたところで、ラウンドは終了しました。

今日のお二人は、事前にコースがとても難しいということをお知らせしてあったので、無理せずに謙虚にプレーしたことが、奏効したと思います!

次回、2回目のラウンドでは、もっといいスコアで上がると思います。

さて、“キャディーさん”をやった私ですが、シャンクがあり、シャンクでのOBもあり、後半は44で、トータル87で終えました。

次回、初めての方はどんなプレーを見せてくれるでしょうか? ご期待ください!