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AYUMI

≪全英オープン2016≫開幕!~歴史や開催コースをチェック~

2016年7月14日〜7月17日の期間、スコットランド南西部の街トゥルーンの『ロイヤル・トゥルーン・ゴルフクラブ』にて世界最古のゴルフのオープン・トーナメント、全英オープンが開催されます!

今回は全英オープンについて、開催コースについて、ほんの一部ですが見ていきましょう♪

全英オープンの歴史

1860年にグラスゴーの南西部に位置するプレストウィック・ゴルフ・クラブにて始まった、世界最古のトーナメントです。

1895年にアメリカで全米オープンの開催が始まるまで、唯一の『ゴルフのオープン競技』であった為、『The Open(ジ・オープン』と呼ばれています。

初開催時には競技の開催をイングランド、スコットランド、アイルランドの各国に呼びかかけしましたが、参加者はたったの8名でした。

翌年からは世界中に呼びかけ、今もなお、このオープン競技は、世界中のゴルファーに開かれ、まさに”オープン・ゴルフ”であり続けています。

毎年7月に海沿いのリンクス・コースで開催され、2016年が145回目の開催になります。

ロイヤルトゥルーンゴルフクラブ

今年開催するロイヤルトゥルーンGCは、歴史にその名を刻んだ伝統的なリンクスコースであり、1878年に開場したこの壮観なコースは、その多様性で広く知られています。

「全英オープン」で最も長いホールと最も短いホールを併せ持っています。

一定して吹いている北西の風は、時としてバックナインを難所へと変貌させるため、選手たちはアウトの9ホールでスコアを稼いでおく必要があるようです。

オールド(Old course)とポートランド(Portland course)の2つの18ホールを持ち、全英オープンの舞台となるオールド・コースの評価は非常に高く、見ている者も魅了することでしょう。

ここで開催された1982年の全英オープンにおいて、倉本昌弘選手が残した4位が、全英オープン史上の日本人の最高位です。

「郵便切手」と呼ばれる8番パー3

最も有名なホールは、8番パー3の『ポステージ・スタンプ(=Postage Stamp)』です。

わずか130ヤード程のパー3ですが、西海岸最悪のホールとして恐れられています。

ティー・グランドから望むと、グリーンは5つの深いバンカーと複雑な起伏の丘が取り囲んでいます。

正確にグリーンに止めるショット技術が要求され、風が吹く日、特に強い海風のアゲンストの日はとてつもなく難しいホールとなります。

世界中からこのホールに挑戦しにやってくるゴルファーの姿が途絶えません。

日本からの出場選手情報☆

明日からの予選、メジャー初優勝を狙う松山選手は地元英国のローリー・マキロイ選手、米国バッバ・ワトソン選手と同組となっています。

同組の2選手ともメジャーでの優勝経験がありますので、お互いを刺激し合い良いスコアを出してくれることを願います!

日本勢は他に谷原秀人、宮里優作、小平智、池田勇太、塚田陽亮、市原弘大、今平周吾とノリに乗っている選手が多数出場予定。

自然との戦い、己との戦いに勝ち得たものしか手にできない栄光の優勝カップ『クラレット・ジャグ』は2016年、誰が手にするのでしょうか?!

今年も厳かな一戦が幕を開けようとしています。