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ゴルフ場で見掛ける「なんじゃこりゃ?」シリーズ #4『目土(めつち)』

浪花のあほあほゴルファー“wanakamama”が、初心者女子に贈るゴルフバイブル。

ゴルフ場で見掛ける「なんじゃこりゃ?」という物を解説します。

シリーズでお届けしますので、ぜひ読んでおくれやしてごめんやっしゃ〜。

目土って何ですねん?

たまーに、小さな袋を手にラウンドしている人を見たことありますよね?

カートの後ろに「ぶ〜らぶら」と下がっている小さい袋。

中を覗くと、砂とスコップが入っています。

「これ、何に使うん?」と疑問に思っているビギナー女子にお教えします。

これは「目土(めつち)袋」と言います。

中に入っている砂が「目土」。

目土って何に使うん?

目土は何に使うの?

小さいバンカー練習場?…んなあほな!(すみません、無理矢理ボケてみましたw)

目土は、ラウンド中にクラブで芝を削ってしまった後にできた穴(ディボットと言います)を埋めて、芝生を保護するためのものです。

よくダフって芝生に大きな穴を開けてしまいますよね。

ダフる=チョロる → 焦ってボールが転がった位置まで走る。

あなたが開けた穴、そのままになってまっせ〜!

ディボットに目土を入れるのと入れないのとでは、芝が再生するまでの期間に大きな差が出るそうです。

目土なんて使った事ないねんけど…

本来なら、ディボットを作ってしまった時は、カートに戻ってスコップで目土を持ってきて穴に砂を入れるのがマナーです。

タダでさえプレーが遅れ気味の女子。

その上、ダフってチョロってまた自分が打つ番。

とりあえず前進せねば!

そんな時に目土を…なんて余裕はないですよね?

しかし、本当ならしなくてはならないという事は覚えておきましょう。

そして、飛び散った芝がディボットの近くにあったら、少しだけでも元に戻しておきましょう。

目土を使う日が来たらビギナー卒業?

近い将来、あなたのプレーに余裕ができて、目土をしながらでもラウンドできるようになったら、積極的に目土をして芝の保護に務めましょう。

また、そんな時に同伴者が初心者で、今のあなたのような状況だったら、その人が開けてしまったディボットに、さりげなく目土を入れてあげましょう。

初心者のフォローもできる。これぞ、「デキる女子!」です!

ほかの人が作ったディボットも補修してみましょう

また、こちらもプレーに余裕ができたらですが。

前の組が詰まっていて、2打目が打てないという状況の時。

前が空くまで素振りをしたり、同伴者としゃべったりしていてもいいのですが、もし自分の位置がカートの近くで、足元にディボットがたくさんあったら、待っている時間を利用してカートから目土袋を外して、可能な範囲で目土を入れましょう。

よく、キャディさんがやっている作業ですね。

しかし、これはあくまで「余裕ができたら」の話。

前の組が空くまでこの作業をしていて、気が付けば自分が打つ順番になっていた。

「あわわ、えらいこっちゃ!」と慌てて、目土を元に戻して打つ(そんな時はたいていチョロる)。

こんな事になったら、元も子もないですよね。

芝を保護する気持ちを持つのは、素敵なプレイヤーの証。

でも、プレーの進行が遅れない範囲で、自分のできる事をしましょう。



さて、今回も浪花のあほあほゴルファー「wanakamama」が「なんじゃこりゃ?」という物をご紹介しました。

きれいな芝でプレーするって気持ちいいですよね。

「お金を払っているんやから、ゴルフ場の人が手入れすべきやで!」

な〜んて気持ちでいてはダメダメ。

謙虚な気持ちで1日を過ごしましょう。

ほな、さいなら。