ツアーラインは僕らの感性を刺激する!
『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン パター』は、オデッセイが2020年6月19日に発売したパターです。
このシリーズには、2種類のパターあります。両方を一気に取り上げます。
サイトラインが細く、短い『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン ショートサイトライン パター』と、サイトラインの代わりに、3つのドットが打ってある『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン スリードット パター』の2本です。数量限定のパターです。
『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン パター』は、2019年の秋に発売された『ストローク ラボ ブラック パター』の兄弟パターのような感じですが、ツアーでのプロの要望を反映したパターです。
ヘッド形状は基本的には『ストローク ラボ ブラック TEN S パター』とほぼ同じで、厳密に確認すると、ブレードとボディーにあった境目がなくなっています。一枚板になっているのです。
非常に細かいのですが、クラウンとフェース部分が一体型になることでボールに伝わるエネルギーロスが減るというメリットもあると思いますが、結果として、滑らかで美しいパターになったと言えます。
【試打クラブスペック】
ヘッド ステンレススチール/ABS
シャフト STROKE LAB シャフト
ロフト 3度
長さ 34インチ
ライ角 70度
価格(税別) 3万8000円
オデッセイのTEN型パターは、テーラーメイドの『スパイダー ツアーシリーズ』と基本的には似たような形状です。
しかし、内部構造は、かなり違います。オデッセイは、重量を後方寄りにするように作られています。この部分を上手に使うことが、『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN パター』シリーズで結果を出すポイントになるのかもしれません。
『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン ショートサイトライン パター』は、元のモデルでは太く白いサイトラインが引かれていましたが、このパターは、細い3センチ程度のラインが引かれているだけです。
ツアーモデルのパターの中には、サイトラインがないパターもたくさんあります。ゴルファーの中には、サイトラインが邪魔だと考える人もいるからです。
パターヘッドをストローク中に開閉するタイプのゴルファーは、サイトラインがないほうが集中できるという傾向があるようです。
『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン ショートサイトライン パター』は、ツアーラインという名称に相応しいプロっぽい見栄えのパターです。
『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン スリードット パター』は、サイトラインではなく、白いドットが3つ並んでいるだけになっています。
よりツアーラインっぽいと感じるゴルファーも多いかもしれません。ラインではなく、ドットが好きというプロも少なからずいます。
『ストローク ラボ ブラックシリーズ TEN ツアーライン パター』は、コースで打つのが楽しみになるパターです。