新・貧打爆裂レポート『SUPER HYBRID』

今回の貧打爆裂レポートは、2019年12月13日に発売されたキャロウェイ『SUPER HYBRID(スーパーハイブリッド)』です。

いつものようにコースに持ち込んで、ラウンドしました。歴代最高にやさしいというユーティリティの秘密に迫ります! 動画も含めての試打レポートです。

一番やさしい『SUPER HYBRID』は機能満載!

一番やさしい『SUPER HYBRID』は機能満載!

『SUPER HYBRID』は、キャロウェイがが2019年12月13日に発売したユーティリティです。

ボディとフェースをチタンで作ったという珍しさだけではなく、いろいろな特徴があるクラブです。

なによりも「歴代で一番やさしい」というのが、『SUPER HYBRID』で最も気になるポイントです。

【試打クラブスペック】
ヘッド 6-4チタン+トライアクシャル・カーボンクラウン+タングステンインナーウェイト
フェース 6-4チタン/FLASH FACE Tecnology
シャフト Diamana h45(ユニフレックス)
ロフト 17度/20度
長さ 41インチ/40インチ
ライ角 57.5度/58.5度
価格 5万8000円(税別)

『SUPER HYBRID』は、ユーティリティでありながら、17度と20度の2種類のみです。

ヘッドはやや大きめで、フェース長だけではなく、幅もあるので、一見するとフェアウェイウッドっぽいのです。ユーティリティが苦手なゴルファーにも安心して使えることを意識したのかもしれないと考えました。

構えると、フックフェースではなく、ストレートに見えますし、安心感があります。

ヘッドとフェースの素材がチタンだという点は構造としては珍しく、注目すべきところですが、素材は見えないので、打ってみて、結果が出て初めて機能として認められるものです。

『SUPER HYBRID』は、それだけではなく、見てわかる機能もあります。

まず、シャフトです。

他のユーティリティのクラブと比べて、少し長いのです。長いシャフトは芯に当たる確率が低くなるイメージを持つゴルファーもいますが、飛ばすという意味ではダイレクトに効果があります。

装着されているのは、かなり軽いシャフトなので、振りやすくなった分を飛距離アップに振り分けると考えると頼もしいです。

そして、ユニフレックスと呼んでいますが、シャフトの硬さが一つしかないのです。

ロフトが17度と20度の2種類しかないところも、上級者用の難しさを感じるゴルファーもいると思います。

選択肢が少ないという特徴は、ごく一部の狭い層のゴルファーをターゲットにしているのかとネガティブに考えてしまいそうですが、思い込みで決めつけるのは早計です。

クラウンは軽いカーボン繊維で低重心化して、フェースは最先端のAIで設計された「FLASHフェース」とフェースの裏側で2本の柱が支える「JAILBREAKテクノロジー」で初速をアップしています。

飛距離性能に関しては実績があるテクノロジーの裏付けがあるのです。期待が高まります。

『SUPER HYBRID』は、機能満載です。

選択肢が少ないところは別として、やさしさは見えづらいですけど、飛距離性能については打つ前から飛びそうな気がしてきます。

『SUPER HYBRID』はやさしいだけではなく飛ぶ!

動画を見てください。

『SUPER HYBRID』の1発目はパー5の2打目でした。20度を使いました。

素振りの段階から、振りやすいという安心感がありましたが、少しトウ側に当たって、やや右に出たストレートの高弾道でした。飛距離は180ヤード強でした。

飛びます。芯に当たったら、もっと飛びそうだとうれしくなりました。

次のホールでは、1打目を17度で打ちました。芯に当たって、中弾道のストレートボールでした。205ヤードの飛距離で、スプーン並に飛びました。

その後、ラウンドを通して、パー3以外のティーショットを含めて10数回使用しました。

『SUPER HYBRID』は、なかなか面白いクラブです。

パワーがあるゴルファーであれば、どんな状況からでも、高弾道のボールが打てるユーティリティとして、『SUPER HYBRID』はオススメです。

僕のヘッドスピード(40メートル/秒)だと、少しライが悪かったりすると、低めの弾道になります。

『SUPER HYBRID』で面白いのは、基本的には、ストレート系のボールが出るのに、ボールを曲げようとすれば、ちゃんと曲がることです。

特にフェードボールは、きれいな弾道になります。

途中で、マン振りもしてみましたが、引っかける心配がないところがさらに良かったです。

やさしいユーティリティの多くは、ボールが上がりやすくしてある分、左にボールが飛びやすいという特性を持ってしまうのです。だから、引っかけが怖くて、きっちりと振れなくなるというケースが多発します。

結果として、ユーティリティが苦手になってしまうゴルファーが増えるというわけです。

『SUPER HYBRID』は、ユーティリティが苦手なゴルファーにもオススメします。引っかけが出にくいのはプラスポイントです。

そして、距離が欲しいというゴルファーにもオススメします。

実際に、『SUPER HYBRID』を打つときに、コツがあるので説明します。

フェース長がありますが、芯の位置はフェース中央よりも、ややヒール寄りになるのです。

ヒール目に構えて、ジャストミートになります。

『SUPER HYBRID』は、試打していて楽しいクラブでした。

ユーティリティとしては、かなり高額なクラブになるところが弱点かもしれませんが、最新の高機能を満載したクラブなので仕方がないのでしょう。

ユーティリティが好きなので、たくさん試打をしますが、過去2年ぐらいの中で、『SUPER HYBRID』の17度は最も飛距離が出るユーティリティだったということを最後にお伝えします。

お気に入り
ロマン派ゴルフ作家の篠原

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップのバイヤー、広告代理店、市場調査会社、団体職員などをしつつ、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストとしてデビュー。『Golf Planet』はゴルフエッセイとして複数の日本一の記録を保持し、恋愛小説も執筆。日本ゴルフジャーナリスト協会会員。 https://blog.goo.ne.jp/golfplanet

このライターについてもっと見る >

カートに追加されました。