ダイブで暑中お見舞い~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#133

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ダイブで暑中お見舞い~世界のゴルフ界の面白情報を拾い読み#133

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今週のテーマは、あれこれ考えたのですが、あまりの暑さに水に飛び込みたくなったので、プロゴルファーのダイブにまつわるエピソードにしました。

真っ先に思い浮かんだのは、2007年のザ・プレジデンツカップでアメリカ代表のウッディ・オースティンが見せた上掲画像のエピソード。

浅瀬に落ちたボールを、池の中にスタンスを取り、ウォーターショットで見事脱出させたのですが、オースティン自身はショットの反動で後方によろめき、顔から水没してしまったのです。

でも、このエピソードはすでに連載#29で取り上げているので、これについては下記リンク先でご覧ください。

ANAインスピレーション恒例のチャンピオンダイブ

プロゴルファーのダイブで最も有名なのは、女子メジャーの初戦「ANAインスピレーション」恒例、優勝者チームによる18番グリーン脇の「ポピーズポンド」と呼ばれる池へのダイブでしょう。

ポンド(池)と呼ばれてはいますが、アイランドグリーンの18番グリーンを取り囲む池とは別の整備されたプールなんです。

そして、この中の水は衛生管理がしっかりされているので、飛び込んだときに口に入っても大丈夫。だから、大胆にダイブ!

この儀式ですが、もともとは大会の前身「ナビスコ・ダイナ・ショア」を3度制したエイミー・オルコットが1988年大会優勝の際に初めて行ったもの。

それが毎年恒例となったのは、大会ホステスのダイナ・ショア(歌手、女優)が亡くなった直後の1994年から。

日本人選手が飛び込むシーンを早く見たいものです。

勢いで飛び込んだ結末は?

優勝した喜びで水に飛び込みたくなる気持ちは分かりますが……。

それがとんだ結末になったのが、2011年の欧州ツアー競技「オープン・ド・フランス」(フランスオープン、会場は昨年のライダーカップの舞台となったル・ゴルフ・ナショナル)を制したトーマス・レべでした。

彼にしてみれば、43歳にして初めて母国のナショナルオープンを制したのですから、舞い上がるほど喜びだったのでしょう。

その気持ちを抑え切れず18番グリーンでの表彰式後、グリーンの端から池にダイブ!

ところが、なんと……。水中に落ちた際にすねを骨折してしまったのです。

こんなこともあるので、底が良く見えない池に勢い良く飛び込むのは止めましょうね。

命からがら、避難のダイブ

最後は海外のゴルフツアーのファンにはおなじみ、パブロ・ララザバルのとんだ災難からのダイブです。

事件が起こったのは、2014年の欧州/アジアンツアー共催競技の「メイバンク・マレーシアオープン」でのこと。

5番ホールを歩くララザバルが突然手にしていたタオルを狂ったように振り回し始めたのです。

遠くからでは良く分かりませんが、彼はハチの大群に襲われたのです。地面にあった巣を踏みつけたのでしょうか。

払っても払っても襲われ続けたララザバルは完全にパニック状態。

「誰かの“池に飛び込め!”という声が聞こえたんだ」(ララザバル)

そこで、近くの池にダイブ。そして、頭まですっぽり。

ようやく難を逃れたのでした。

こんなこともあるのでゴルフ場の池はなるべくきれいに。そして怪しい生き物を飼うことなどないように、お願いしたいものです。

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こせきよういち

かれこれ30年もフリーランスのライター稼業をやっています。活動のフィールドはゴルフ雑誌がメインですが、ゴーストライターとして単行本を執筆したり、某出版社の運営を手伝ったり、テレビ・ラジオのスポーツ番組の構成を手掛けたり……。昨年(2016年)はトランプ大統領をテーマにした単行本の一部執筆もしました(笑)。でも、目下一番忙しいのは、日々SNSにアップしているゴルフ関連の話題を収集する作業かな。ゴルフ界、スポーツ界がもっと元気になれるように、との視点から有益な、あるいは面白い情報を集め、発信しています。 Twitter: https://twitter.com/kohe46

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