ゴルフコース・練習場
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日本一の高さのバンカーがある!「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」後編〈コース②〉“コース紹介・新シリーズ”第9回
2年前の「ゴルフ5レディス」開催コースである「ゴルフ5カントリーオークビレッヂ」を、2回に分けてご紹介していますが、今回はその後編で、インコースを中心にご紹介します。
前編のアウトコースに続き、インコースも難関ホールが続きますが、特に上がり3ホールには、日本一の高さのバンカーが待ち受けるショートホール(パー3)なども出てきます。
「ゴルフ5レディス」でも、女子プロ達がとても苦労していたのが印象に残っています!
早速、インコースをご紹介して行きましょう!
目次
インコースの紹介を始める前に、今日のコースコンディションを紹介!
このようなコースインフォメーションが、キャディーマスター室に行くクラブハウス内の通路に掲示されていました。
グリーンコンディションは、速さは9.0フィートでしたが、グリーンのアンジュレーションがあるので、実際にはこれ以上と感じました!
インコースは、スタートから池のプレッシャーで始まる、その特長とは……
アウトコースと同様に、池が絡むホールが7ホールあり、厳しいセッティングになっています。
さらに、女子プロ達が大叩きした、日本一の高さのバンカーがあるショートホールなど、難しさはアウトコース以上だと思います。
また、すべてのホールでグリーンのアンジュレーションが大きく、3段グリーンも多数あります。
このグリーンの難しさが、池のプレッシャーとともに、このコースの難易度を上げていると思います。
最難関は日本一の高さのバンカーがある「17番ショートホール!」
2017年の「ゴルフ5レディス」では、最終日に香妻琴乃プロが、ティーショットをこのバンカーに入れて「8」を叩きました。
他のプロ達も苦労していたのを、テレビ放映で観たのを覚えています!
レギュラーティーから142ヤードと、距離的にはそれ程難しくなく、ホールHD(ハンディキャップ)も18と最もやさしいホールです。
しかし、手前のバンカーに入ったら、とても出る高さではないでしょう!
このバンカーにはアマチュアに特別ルールがあり、「特設ティーから1打罰でプレーすることができる」というものです。
今回のピンはやや右でしたので、ティーグラウンドでこのバンカーのプレッシャーはあまり感じませんでしたが、トーナメントの時の最終日のピン位置のように左側だと、ギリギリに打って行くと、相当のプレッシャーがあると思います!
このトーナメントの時に、香妻琴乃プロがバンカーに入れて大叩きするのをティーグラウンドで見ていた下川めぐみプロが、「右へ打っていった」とコメントしたのが印象的です。
このショートホールも難関! その次のミドルも池がグリーンへの行く手を阻む!
14番・145ヤード(写真上段左右)のショートホール(パー3)は、池に囲まれたアイランドグリーンです。
HDは14ですが、とにかく大きな池が目に入り、プレッシャーがかかります。グリーンの右手前にバンカーもありますので、どこかに乗せることを考えれば、相当の広さはあります!
左のエッジに3打目の特設ティーがあり、池に入っても上手くパターが寄れば、ボギーで上がれるホールです。
15番・364ヤード(写真下段左右)のミドルホール(パー4)は、ホールHDが8ですが、14番の大きな池が左側にグリーンまで続き、ホールは左に曲がって、先端にグリーンがあります。
右はOBでフェアウェイの狭さがプレッシャーになります。2打目はやや右に逃げたいところですが、グリーンのアンジュレーションで、とても難しいパッティングになります!
何だ! このロングは? どうやって攻めればいいの?
16番は464ヤードでHD6のロングホール(パー5)です。
ティーグラウンドに立つと広く見えますが、実際は2打目できちんと狙えるのはフェアウェイの中央部分のみです。
左右は、フェアウェイでも2打目で木が少しかかり、無理をすると大叩きになります。
また、グリーンのアンジュレーションがきつく、無理せずにレイアップして、ピンの段に乗せるのも攻略法の一つです!
ゴルフ5カントリーオークビレッヂのラウンドを終わって……
くれぐれも池の嫌いな方は、ご遠慮ください!
池から逃げる術がないホールがいくつかあります。最初から落とす覚悟でプレーすれば、必ず救済の特設ティーが、グリーンのカラーなどにあり、ここから3打目ですので、上手くいけばボギーで上がれるかもしれません!
しかし、オークビレッヂの本当の難しさは、池をはじめとしたコースレイアウトもありますが、それ以上にグリーンの難しさに尽きると思います。
グリーンが大きくアンジュレーションがとても強いため、ピン位置の同じ段に乗せないと、2パットで収まらず、場合によっては4パットにもなるということです。
従って、無理してパーオンを狙わずに、距離感を合わせてウェッジで打つことがスコアにつながると思います。
とても、おもしろいコースで、挑戦し甲斐があるコースです。
ぜひ、チャレンジしてみてはいかがですか!