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ビギナーの女性を同伴するゴルフで大事なこととは?〜ゴルフを楽しんでもらうための知恵!

仕事関係のコンペで、ビギナーの女性を同伴してラウンドすることになりました!

以前からの顔馴染みではなく、当日の朝「よろしくお願いします!」という感じでした。もちろん腕前もわかりませんし、どんなショットを打つのかも把握できていませんでした。

仕事とは言え、コンペに出て来ることは大変だろうなぁと思って、スタートホールを迎えました。

まずゴルフ歴などを聞いてわかったこと!

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スタートする前に、「どのくらいゴルフをやっているのか? どのくらいのスコアで回っているのか?」など、ゴルフ歴を簡単に聞きました。

その時の彼女のこんな話が、印象的でした。

「会社でゴルフに行くんですが、パットでOKをくれないんです! ゴルフが大好きな上司なのか、真剣にゴルフをやっているのですかね。でも、それほど上手くはないと思います!」

この話を聞いて、さらに意を強くしたのですが、「今日は、少し長い距離でもOKを出しますから、スコアのことなど心配せずに、ゴルフを楽しみましょう!」と話をしました。

きっと、ゴルフを楽しめていないんだろうなぁと思い、今日は「ゴルフは楽しい!」と感じてもらおうと、心に決めました。

スタートホールのプレーを終わり、この先どのようにラウンドしていけば良いかを考えた

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スタートホールでは、案の定、彼女はボールに上手く当たりません。

2打目、3打目といわゆるチョロが続きました。それでも、気持ちを切らさないように、「ドンマイです!」と励まし続けました。

グリーン周りでもなかなか上手くいかずに、スタートホールは長めのOKを出して「11」で終わりました。

う〜ん、この先どのようにすれば、少しでもゴルフを楽しんでもらえるか?

まずは、少しでもボールに当たって、「ボールが飛んだ!」という気持ち良い感覚を味わってもらおう! と考えました。

次のホールで、思い切ってアドバイスを行ったら……

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最初は、何もアドバイスせずにいようと思いましたが、「飛んだ! 気持ち良い!」を味わってもらうためには、最低限のアドバイスはしてみよう、と思いました。

そのアドバイスとは、

☆「ボールの位置」……ドライバーとアイアンのボール位置をアドバイス

☆「アドレスでの方向性」……自然と右を向いていましたので、両足のつま先を結んだ線が、飛球線と平行になるように指導

指導したことは、すぐに結果は出なかったが、次のホールでナイスショットを連発!

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指導した直後のホールでは、なかなか結果が出ませんでしたが、その次のホールでは、ドライバーが初めてナイスショットで、フェアウェイまで飛びました!

彼女もビックリの当たりで、その喜びは半端ではありません! 今までで初めての当たりですと、満面の笑みでした!

しかも、2打目のウッドも当たって、グリーンまで50ヤード程度の位置です。

さらに、3打目のアイアンも当って、3オンしました。大騒ぎの喜びようだったことは、言うまでもありません!

これまで、3回続けて当たったことなどなかったのでしょう!

「ボールが飛んだ! 気持ちいい!」を味わえてもらえた瞬間でした!

グリーン上では、2パット目は少し甘かったのですが、OKを出しました。何と、ナイスボギーでした!

少し暑くて厳しいコンディションでしたが、最後まで楽しくプレーできました!

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その後のプレーでは、同じようなナイスショットはなかなか出ませんでした。

ゴルフはそれほど甘くありません! そして、バンカーに入って出なかったり、グリーン周りで行ったり来たりと、ラウンドを終えた結果は78-74の152でした。

甘いOKパットもありましたので、実際のスコアはもう少し悪いでしょうが、そんなことはいいじゃないですか!

最後まで一生懸命プレーをしたこと、イヤイヤながらではなく、楽しそうにラウンドを終えることができたことが、大事なことだと思います!

ゴルフが楽しく終われば、次のラウンドにつながる!

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ラウンドを終えて、表彰式がありました。

「今日のゴルフはどうでしたか?」の問いかけに対して、彼女は「こんな楽しいゴルフは初めてです! 本当に楽しかったです!」と、答えてくれました!

快晴の下で、きれいに手入れされたフェアウェイで、ボールが飛んだ! ということを味わえたら、ゴルフは楽しい! と思ってもらえるはずです。

ビギナーに厳しくすることは、ゴルフ本来の楽しさを味わってもらうことを阻みます!

それでは、決してゴルフの上達につながらない! そう感じたビギナーとのラウンドでした。