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プロゴルファー

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スコアメイクに必要な要素とは?~JGTOのスタッツからのアプローチ~

ゴルフの目的は、いかに少ない打数でホールアウトするかですよね。

『飛ばしてなんぼ』ではありません。飛ぶことは快感ですし、ラウンドする上では有利に働くと信じる方が多いと思いますが本当でしょうか?

そこで、2018年のJGTOのデータを参考に、スコアメイクに必要な要素を浮き彫りにしてみようと思います。

平均ストロークNo.1のスタッツ分析

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2018年、賞金王に輝いた今平周吾プロの主なスタッツを見てみましょう。

『平均ストローク』1位
『平均パット数』1位
『バーディ率』1位
『パーキープ率』2位
『パーオン率』4位

アマチュアの場合は、『賞金ランク』よりも『平均ストローク』からアプローチするべきだと思うので、今回は『平均ストローク』をフィーチャーします。

2017年の『平均ストローク』1位は、小平智プロでした(賞金王は宮里優作プロ)。この年の小平プロのデータは以下の通りです。

『平均ストローク』1位
『平均パット数』2位
『パーオン率』1位
『バーディ率』1位
『トータルドライビング』1位
『フェアウェイキープ率』2位
『パーキープ率』5位

さらに遡って2016年も見てみましょう。『平均ストローク』1位は池田勇太プロで、賞金王の座にも付きました。

『平均ストローク』1位
『平均パット数』1位
『バーディ率』1位
『パーキープ率』4位

さて、ここから何が見えて来ますか?

平均ストロークに直結する平均パット数!

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過去3年の『平均ストローク』1位のプロは、『平均パット数』では1位か2位になっています。

同様に『ドライビングディスタンス』ベスト5で見てみると、『平均ストローク』上位のプロの名前は、見当たりません。

ベスト10まで範囲を広げてみても、2018年のドライビングディスタンス5位の池田勇太と7位の星野陸也が、平均ストロークでそれぞれ9位と10位に顔を出しているのみです。

残念ながら、飛ばしと『平均ストローク』の関連性はそこまで高くなさそうです。

どうしても飛距離にこだわりたいならば、飛んで曲がらない『トータルドライビング』の向上を目指すべきのようです。

※「トータルドライビング」……ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率をポイント換算した順位

2017年は、小平プロがこの部門で1位になっています。

やはりパターの上手さが、スコアメイクに直結するようです。

バーディ率も高い!

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2016~2018年は、3年連続で『平均ストローク』1位のプロが『バーディ率』も1位になっています。当然と言えばそうかもしれません。

では、見方を変えてみましょう。

バーディーを獲るために必要なものはなんですか?

・パターの正確性
・アイアンショットの方向性と距離感
・アプローチの精度

大きく分けるとこの3つのポイントが上げられると思います。

このポイントにおいて優れた技術を身に着けていることが、『平均ストローク』で上位にランクインする条件なのだと思います。

私たちアマチュアは、この分析をどう生かせば良いのでしょうか?

初心者も100切りを目指す方も、まずはパターの技術向上を優先させてほしいと思います。

そして、アイアンの距離感と方向性を磨くことこそが、スコアアップへの近道です。

ドライバーの練習も大切ですが、スコアメイクのためには曲げないことのほうが重要と再認識しましょう。

次回は、LPGAのスタッツから同様の分析を試みます。