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ゴルフスイング

おっ3

ヘッドスピードについて考える!~後編~

ライターの『おっ3』です。

前編では、ヘッドスピードを時速に置き換えて身体をコントロールできる範囲について考えました。

後編では、クラブヘッドの動きについて考えたいと思います。

フェースターン!

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写真は、ローリー・マキロイのフェアウェイウッドのインパクト直後のものです。

しっかりとフェースターンして、マキロイから見てトウ側が斜め左上を向いています。

つかまったボールを打つためには必要なクラブの動きです。

しかし、前編で考えたようにクラブヘッドは猛烈なスピードで動いています。

そんなスピードの中で、開いたフェースをフォローに向かって意図的に閉じるのは至難の技と思ってしまいます。

しかも最近のクラブは大型化していて、フェースを返すのが難しくなっていますよね……。

クラブヘッドの違いに注目!

ゴルフを始めたばかりの頃に使っていた父からのお下がりのパーシモンと、430ccのドライバーを並べてみました。体積は倍以上になっていると思います。

『大きくなってやさしくなった♪』

全般的にはそうです。

でも難しくなったポイントがあります。それがフェースターンです。

重心からトウまでの距離が約1.5倍になっています。

ハーフウェイダウンから、前出のマキロイの写真の位置までクラブヘッドが移動する間にフェースターンする訳です。

このわずかの時間なので、重心からの距離が1.5倍になった影響は非常に大きく、フェースターンすることができなくなっている方もいると思います。

クラブフェースの開閉はしない!

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飛ばし屋、ダスティン・ジョンソンのトップです。

注目していただきたいのは、左手首の甲の向きです。

かなりのフックグリップから、ここまで左手首を手のひら側に折っています。

クラブフェースは開くどころか、閉じながらトップに持っていく動きです。

ダスティン・ジョンソンのヘッドスピードは、叩きに行った時には60メートル/秒(m/s)とも言われています。

時速に置き換えると、なんと216キロ/時です。その高速の中では、現代のクラブでフェースの開閉をアジャストするのはプロでさえ難しいということと思います。

私たちアマチュアゴルファーも、現代のクラブの機能を最大限に活かすために、フェースの開閉をしないほうがよりやさしく飛ばせるかもしれません!

開かなければ、閉じる必要もない訳です。

まずは、このことを念頭に置いて練習をするといいと思います。