Gride

gettyimages/683081308
getty

ゴルフスイング

パーシモン加藤

打ち方ばかり考えていたらパットは入りません

Golf Dojo KATOU パーシモン加藤です。

真っすぐ引いて真っすぐ出す! これがパッティングの基本!

だから、真っすぐ引いて真っすぐ出せるように!

このように考えている方が、非常に多いかと…。

これを忠実に実行し、入るならそれでいいのですが…。

もし入っていないのであれば、ちょっと考え方を変えてみませんか?

狙ったところに打ち出す!

getty

極論を言います!

パッティングは、狙ったところにイメージしたスピードで打ち出すことができれば、どんな打ち方でもいいのです!!!

プロゴルファーを見ていただければ分かるかと。

皆さん、同じ打ち方じゃないですよね?

パチンと打つ選手もいれば、フォローを大きく取る選手もいます。

軌道も、イントゥイン、アウトサイドイン、インサイドアウト…。

選手によって様々です。

これは、人それぞれ感性が違うからです。

スクエアに構える人、オープンに構える人、クローズに構える人…。

片山晋呉選手のように、ラウンド中に握り方を変える選手もいます。

これらは、「真っすぐ引いて真っすぐ出す」、こんなことを考えているのではなく、
狙ったラインに、イメージしたスピードでボールを打ち出すことを考えているからなのです。

ボールを投げる時は?

getty

ボールを下から投げる時は、何を考えているでしょうか?

目標まで何メートル
構えは、オープン
どこに手を上げて
どこに振り抜く

こんなこと考えませんよね(^_^;)

スピードが重要!

getty

パッティングは、ラインの読みとボールのスピード、この2つが合わないと入りません。

そして、スピードで読みも変わります。

上りや重めのグリーンは、打ち出しのスピードが必要です。スピードが速ければ、ボールの曲がりは少なくなります。

下りやよく転がるグリーンは、そ〜っとゆっくり転がしますよね。

ゆっくり転がれば、傾斜の影響を受けやすいので曲がり幅が大きくなります。

例えるなら、車を運転していてカーブに差し掛かりました。

カーブの度合いにもよりますが、上り坂であればアクセルを踏んだまま曲がりますよね?

下り坂であれば、ブレーキを踏んで減速して曲がりますよね?

パッティングも、同様の感覚なのです!

カップをオーバーするスピードで行くのか。カップの手前で止めるスピードのイメージで行くのか。

そしてボールのスピードと、ヘッドを動かすスピードは比例します。

真っすぐ引いて 真っすぐ出す。

これを考えるよりも、ヘッドを動かすスピードを考えなければ、いつまで経ってもパット数は減りません( ; ; )