ゴルフスイング
おっ3
アイアンの飛距離不足を解消しましょう!~練習法~
『アイアンだって飛ばしたい!』誰しもそう思っているのではないでしょうか?
PGA TOURでは、180ヤードを8番アイアンで打つプレーヤーも珍しくありません。
そこまでは望まないとしても、男性ならば8番で150ヤード、女性は7番で130ヤードを目指して、練習にも一工夫してみませんか。
下半身の使い方とインパクト後の押し込み!
斧で木を倒そうとする時を想像してみてください。
『おっ3』も経験はありませんが、こんなポイントはなんとなく想像できます。
・腰が入る
・脇は締まる
・手が先で斧は後からついて来る
・木に当たる瞬間まで斧は加速し続ける
これはすべて、ゴルフのスイングに共通します。
斧を持って木を伐りに行くのは無理でも、それに近い練習はできます。
クラブのフェース面を固定されたものに当てて動かない状態にしてください。
そのままアドレスを取ります。この状態から下半身主導でインパクトの形までの動きを取ります。
そしてさらに、脇を締めたまま下半身の踏ん張りを左手甲と右手のひらでクラブに伝えるように押し込みます。
ハンドファーストの状態を作っていないとまったく力が伝わりません。
ダウンブロー!
この写真まで高く上げる必要はありませんが、ティーアップしたボールに直接クラブヘッドをコンタクトさせて、インパクト後にマットを擦るようにスイングしてみましょう。
これも手先でインパクトを作るのではなく、身体の回転と動く順番を大切にしてください。
最初は、腕の高さが地面と平行(時計でいう3時から9時程度)までの動きで十分だと思います。
インパクトの音は「カツン」、その後に「シュッ」とマットを擦る音がすればOKです。
結果的にボールは低い打ち出しで、スピンがかかってホップしていきます。
ボールがゆっくり飛んでいくように見えたら適正なインパクトだったという証になります。
手首の角度を保つこと!
トップでは、左手の甲は真っすぐ、右手は甲側に曲がった角度になります。
ハンドファーストで、ロフトを立てて当てるためには、インパクト直後までこの手首の角度を保つ必要があります。
左手のグローブのマジックテープにティーを挿して、手首の折れを矯正する方法もあります。
これもフルスイングする必要はありません。
左手首が甲側に折れなければ、右手の角度は保てます。これでハンドファーストの状態を作ることができます。
ダウンスイングで身体が動く順番を意識した上で、こうした練習方法を取り入れましょう。
意識がないところで形だけを作ろうとしても、なかなかうまくいかないと思います。
さて、『おっ3』も練習して来ましょうかね。