ゴルフスイング
もーりー
【打てると便利!】インテンショナルフックについて【初心者にはリスキー】
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
今回はミドルホール(パー4)のセカンド(2打目)やロングホール(パー5)の3打目なんかで便利なインテンショナルフックのショットについてです。
フェアウェイからでもグリーンを直接狙えない状況ではボールを曲げる必要があることも
さっそくですが、画像のようにグリーンまで150ヤードのフェアウェイにナイスショットしたのに、ボールの地点に行ってみると大きな木が並んでいて直接グリーンが狙えない…という状況に来ました。
この状況で木の上を越していくのにはかなり高い弾道を打つ必要があり、よほどパワーがある人でないと難しいショットとなります。
こういうときにインテンショナル(意図的な)フックを打てると非常に便利です。
イメージは並んだ木々より右サイドの奧に見えるバンカー方向に打ち出して、フックがかかって木の奧にあるグリーン方向にボールが曲がっていくボールですね。
グリーンに乗ればラッキー!決して無理をしないこと
インテンショナルフックを打つ際に気をつけて欲しいことが2つあります。
ひとつめはダウンからフォロー(特にインパクトからフォロー)にかけて体を回しすぎないこと。
インパクトでクラブフェースが閉じながらインパクトを迎えていきますから、過度に体を回すと、クラブフェースがターゲットよりもさらに左(左打ちなら右)に向いてしまい、引っかけやチーピンを引き起こしてしまいます。
ダウンスイング以降は左足の壁で体の回転を受け止めながら、アームローテーションを意識してスイングをしましょう。
ふたつめは決して無理をしないこと。
フックボールは通常より飛距離、特にランが出やすいので、グリーンに届く距離を打ったら、引っかけたときにグリーンをオーバーしやすいです。
150ヤードを7番アイアンで打つ人なら、番手を下げて8番アイアンでグリーン手前のエッジあたりを狙うようにしましょう。
仮にグリーンに届かなくても、グリーン手前からのアプローチになるので、寄せワンも狙っていけるかもしれませんよ!
フェースの向きにご用心!
「肩とスタンスのラインを右側に向け、クラブフェースの向きはターゲット方向に向けたままで肩とスタンスラインに沿ってスイングしましょう!」
フック(ドロー)ボールを打つ際によく言われるアドバイスです。
私も最近までクラブフェースをターゲットに向けて打つものだと信じて疑っていませんでした。
でもこれって最近の理論では誤った見解だった、と結論付けられているそうです。
新飛球法則(D-PLANE理論)などで明かされているそうですが、ボールの打ち出し方向は、ほぼフェース面の向いている方向に依存することが明らかになっています。
冒頭のシチュエーションの場合だと、ターゲットがある木の方向にクラブフェースを向けていると、高い確率で木に当たってしまうというわけです。
ですからフェース向きはターゲットより右側の打ち出したい方向を向いている、つまりターゲットに対してオープンな状態なのが正解。
えーっ、これだとボールは右に行きそうですよねー。
でもご安心を。
肩とスタンスはさらに右を向けてスイングすることで、フェースの向きはインパクトでスイング軌道に対して閉じた状態になるので、しっかりとフックがかかります。
改めて冒頭のシチュエーションの場合は、クラブフェースは木の並びよりも右のバンカー方向へ向けます。
そして肩とスタンスのラインをクラブフェースの向きよりも右に取ります。
そのままスタンスなりにスイングすれば、木の並びより右に打ち出されて左のターゲット方向に曲がるインテンショナルフックになります。
インテンショナルフックはひとたびインパクトのフェース向きが変われば大きなミスにもなるリスキーなショットです。
ですから個人的にはアベレージゴルファーには必要ないショットかとも思いますが、ボールの回転や方向性を理解するために練習場で試してみるのは良いことではないかなーと思いますが、いかがでしょうか。
というわけで、今回はこの辺で。
それでは!
↓こちらの記事も参考に!