ゴルフスイング
アビ
セカンドパターの存在によってエースパターにも好影響が!?
以前、景品でパターを頂きました。
ですが、普段使ってるパターとは形状もグリップも違うため、実は対処に困っていました・・・。
写真は昨年、エースパターのピン型ではなく、サブのマレット型を使って優勝して話題になった松山英樹選手です。
エースパター
かれこれ5年くらい使っているのが、スコッティ・キャメロンのニューポート2というピン型のパターです。
スコッティ・キャメロンにはずっと憧れもありましたし、購入後は一度も浮気することなく、ずっと使い続けています。
だからと言って、パターがめちゃくちゃ入るようになった訳ではもちろんありませんが、バッグにこのパターが入っているという緊張感は今でも持ち続けています。
ショットがダメな日でも、せめてグリーン上だけは、このパターに見合うゴルファーにならなきゃ・・・っていう気持ちです。
ゴルフを始めて最初に手にしたパターがピン型で、以来ずっとピン型しか使ったことがなかったので、それ以外のパターは選択肢にはなかなか入れにくいんですよね。
というより、ショップでいろんな形状のパターを試してはみるものの、視覚的な違和感がすごくて、急に動きがぎこちなくなり、距離感も方向性も合わなくなってしまいます。
だから、パターを変える必要なんてないってずっと思っていました。
セカンドパター
今回、景品でいただいたパターはオデッセイのToe Up(トウアップ)#9というモデル(写真は同シリーズのピン型のもの)。
同じクランクネックではありますが、ヘッドの形状も構えた時の印象もちょっと変わりますし、グリップは流行りの太グリップでした。
せっかくいただいたけど、どっちみち使わないだろうし、ゴルフを始めたばかりの知人が周囲にいればあげようと思ってたんですが、それもいないし、ショップに売ろうかな、と思いつつ、放置したまま少し時間が経過しました。
そんな折、遠方への出張がてら、現地の方々とゴルフをすることになりました。
普段は寝る前に5分だけでもパターの練習をするようにしてるんですが(もちろん毎日じゃありません・・・)、すでにバッグを送ってしまったため、自宅に残ったのはこのパターのみ。
仕方なく、そのパターで練習していたのですが、慣れてくると「意外と悪くないな」と思ってきて、あっという間に15分くらい経っていました。
太いグリップだと、変に手を使わず勝手に身体全体を使うし、芯に当たった時の手の感覚もいつもとは微妙に違っていて、それが新鮮に感じられました。
エースパターへの好影響
たかだか数日ですが、セカンドパターで練習をして迎えた当日。
コースに着いて、エースパターでグリーン練習を始めた訳ですが、グリップを持った瞬間、「やっぱりこれだ!」とめちゃくちゃしっくりきました。
パターは単純な技量は当然のこと、ショット以上にメンタル面にも左右されるので、握った時、構えた時の『しっくり感』は物すごく大事です。
また、調子が悪くなってくると、何かのせいにしたくなります。
それで道具を変える人も多いんじゃないでしょうか?
精神的な部分においてはこれも悪くないと思いますが、調子が悪い時に何かをいじると、それが道具によるものなのか、身体(動き)によるものなのか、原因の特定が難しくなります。
普段と違うタイプのパターを使うことで、自分の中で新鮮な感覚を取り戻して、エースパターへの信頼を確信させるものだとしたら、これはアリだと思いました。
今使っているスコッティ・キャメロンを手放すつもりはありませんが、このセカンドパターも手元に残して、たまに触れようと決めました。
今後、気分転換でラウンドで使ってみたらハマって、こっちがエースパターに昇格する可能性だってゼロじゃありませんしね。
技術的な要因があるのかどうかはよく分かりませんが、パターへのこだわりが強い方ほど、セカンドパターを使うことによって、その効果が実感できるように思います。
ぜひ、参考にしてみてください。