ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
理事長杯優勝を目指すi様にしたラウンドレッスン(その1)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、理事長杯優勝という目標を持っているi様のお話です。
スイングは良くなっているのにスコアが付いて来ない、その原因を見つけるためにラウンドレッスンを提案させていただきました。
ラウンドレッスン
倶楽部競技でも理事長杯は、ハンデ戦ですので上り調子の方が有利になる競技です。
昨年からお教えしているi様には、倶楽部競技に勝ちたいと言い目標があります。所属倶楽部は超名門です。
週に一度、レッスンに見えられています。
スイングは随分良くなりました。アプローチも一通りお教えしていますので、私が思うに、80台前半が出ていてもおかしくない技量を身に付けているはずです。
先日のラウンドでも、知り合いのシングルプレイヤーに「スイングが変わりましたね」と言われたそうです。
しかし、スコアをお聞きしますと、多少良くなっているかなと思われる程度です。
こういう方は、ラウンドレッスンをすると劇的に変わる可能性がありますので、お誘いしました。
振り子が効率良く動くためには、止まっている部分(頭)が必要です
当日は、快晴無風で絶好のゴルフ日和でした。
何時もラウンドレッスンをしているコースは、河川敷で右OBのホールが多いコースです。
2番ホールは、多くの方が右にプッシュアウトしてOBになることの多いホールなのですが、i様のドライバーショットも、右プッシュアウトの少しスライスでした。
私「頭の動き過ぎですよ」
i様「そうですか。次は気を付けてみます」
そのホール、打ち直したボールは引っ掛け気味の当たりでした。
飛距離は、私より30ヤード手前でした。
次のミドルホール(パー4)では。
私「頭を残すことに重点を置いて打ってください」
i様のティーショットは、真っすぐに出て行き、緩やかなフェードになりました。
私「まだ少しスライス系ですが、左サイドが少し早く開いてしまいましたね。それがフェードになった原因です」
ボールは二人共にフェアウェイで、i様は、私より10ヤード程手前でした。
i様「あの当たりで、プロの近くに来てますね」
私「そうですよ。i様はスイングは良くなりましたが、正しい運用をしていないだけですよ」
理事長杯にエントリーします
それ以降、ボールの曲がり幅は大幅に減り、落ち際に右に切れるフェード系の球筋になりました。
i様「この球筋でこの飛距離ならば理事長杯に向けて自信が持てます。これからは、月に一回のラウンドレッスンをお願いします。私は、今まで何十回もラウンドレッスンを受けていますが、今回のラウンドレッスンはとても良かったです」
ラウンドレッスン終了後に褒めていただきました。
次回は、ラウンドレッスンの時にレクチャーさせていただいたことなどについて、お話しさせていただきます。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。