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ゴルフスイング

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アイアンの平均飛距離と飛距離を安定させる打ち方のコツを大公開!

ゴルフをする時、飛距離が気になる方も多いと思います。一番飛ばせるクラブであるドライバーの飛距離はもちろん、キャディバッグの中身の半分を占める、アイアンのそれぞれの平均飛距離は、どれくらいかご存知ですか?

アイアンの飛距離を知り、その飛距離を確実に打っていくことができれば、パーオンやボギーオンの確率が上がっていき、スコアメイクに役立ちます。

ここでは、アイアンの番手ごとの平均飛距離や、飛距離を安定させる打ち方のコツ、迷ってしまいがちなアイアンの選び方まで、見ていきましょう!

アイアンの役割

ゴルフクラブにはドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティー、パターなど、アイアン以外にも、数多くの種類が存在し、それぞれの役割は異なります。

ドライバーは主にティーショットでティーアップして打つクラブで、一番飛距離を出す目的で使用されるクラブです。

フェアウェイウッドは、ドライバーよりもヘッドが小さく、ボールが上がりやすい構造になっており、フェアウェイの平らなところから打つことを前提として、設計されたクラブです。

ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの飛距離差を埋める意味合いを持つクラブです。

それではアイアンの役割はというと、ボールを少しでも前へ運ぶというよりも、ボールをグリーンに運ぶ目的で使用されます。狙った距離を確実に打つことで、ボールをカップに近づけ、バーディやパーを取りやすくさせます。

そのためには、自分のアイアンの飛距離がどれくらいか知ることが大切です。下記で、アイアンの番手ごとの平均飛距離を見てみましょう。

【表】アイアンの番手ごとの平均飛距離一覧

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《男性》

3I:160-180-200
4I:150-170-185
5I:140-160-170
6I:130-150-160
7I:120-140-150
8I:110-130-140
9I:95-115-130

《女性》

4I:90-120-150
5I:80-110-140
6I:80-110-140
7I:70-100-130
8I:60-80-110
9I:55-70-95

※単位はヤード。数字は左から「あまり飛ばない-平均-飛ばす」人の目安の数値です。

ランを把握することで飛距離の目安をつかめる

上の表を見て、自分のショットと比較をした時、どうでしたか? 自分はもっと飛んでいるような……と感じる方も多いのではないでしょうか?

それもそのはず。

表の数値は、キャリーのみの飛距離です。実際にはキャリーで打った距離にボールの転がり、「ラン」がプラスされますので、自分が見ている飛距離は、ランを含めたトータルなのです。

ランの割合は、アイアンの番手が上がるにつれて増えます。

表を見ると、各番手間の飛距離差はおよそ10ヤード刻みですよね。そこにランが加わると、フルスイングでは10ヤード以上の総距離の開きが出てくることになります。

この飛距離は、あくまでも目安の距離で、ヘッドスピードが違えば飛距離も大きく変わってきます。

スイングを修正している人は、ヘッドスピードが以前のスイングフォームと比べて速くなっている可能性も出てきますので、常日頃から、各番手のキャリーの距離だけではなく、どれくらいのランが出るかを把握しておくことが、自分のショットの本当の目安飛距離を知る鍵となります。

アイアンの飛距離を安定させる打ち方のコツとは?

自分のショットの飛距離を把握できたとしても、安定的にその飛距離を打つことができなければ、スコアメイクにはつながりません。「この番手ではこの飛距離」と、飛距離を安定させることが大切です。

それには、飛距離の再現性を高めるための、打ち方のコツを得るが効果的です。

1.心地いいスイングのリズムをつかむ

『あした天気になあれ』(ちばてつや)というゴルフ漫画では、主人公の向太陽が、「チャー・シュー・メン」と掛け声をしながら打っている姿が描かれています。

これは、この「チャー・シュー・メン」という言葉のリズムが、彼のスイングリズムに合っていることから、使用されています。この「チャー・シュー・メン」が自分のスイングに合っていれば真似をして使っても良いですし、他の言葉を模索しても良いでしょう。

大切なことは、スイングに応じて、自分にとって一番心地のいいテンポ、リズムを把握することです。リズムが違えば、スイングが違ってしまいます。

当たる・当たらないは置いておいて、スイングをする上での一定のリズムを作ること。バックスイングとダウンスイングで、できるだけ同じリズムになるよう心がけましょう。

2.振り幅は左右対称

振り幅を振り子のように左右対称にすると、力加減を一定にしやすく、距離感の安定につながります。身体の軸をしっかりと保ち、腕の力を抜いて、身体につれて腕が振られるようにしましょう。

クラブの重さを感じて、ゆっくりと振ってみてください。腕に余分な力が入ってしまうと、左右が対称にならなかったり、スムーズさが失われてしまう可能性があります。

3.振り幅と飛距離の基準を自分の中に作る

スイングのリズムや、左右対称の振り幅を身に付けられたところで“何時から何時(もしくは腰から腰など)の振り幅で何ヤード飛ぶのか”を把握します。

その距離を目安に、振り幅や力の加減で距離を調節します。同じ腰から腰でも、グリップを短く持つか、長く持つかでも、飛距離が変わってきます。

この振り幅でキャリーはどれくらいか? ランはどれくらい出るか? 落ちどころと転がりをしっかり自分の目で確認して、基準を作ってみてください。

自分に合ったアイアンを使うことも大切

自分の使っているアイアンを見直してみることも大切です。

アイアンを選ぶコツは、「飛距離が出過ぎないクラブを選ぶこと」。

え? と首をかしげた人もいると思いますが、アイアンの役割はあくまで「ボールをグリーンに運ぶこと」。飛び過ぎるアイアンを選ぶことで、飛距離のコントロールが効かなくなってしまう可能性があるからです。

その目的から、プロゴルファーは、「マッスルバック」という種類のアイアンを使う傾向にあります。

ヘッドが小さく、シャープな形状をしたアイアンで、ボールを曲げたり、スピンをかけやすい、操作性の良いクラブです。

しかし、ミスショットに弱く、ミスが出ると途端に飛距離が落ちてしまいますので、どちらかというと中・上級者向けのクラブと言えるでしょう。

初心者の方は、「キャビティバックアイアン」(その中でも「ポケットキャビティ」と呼ばれるもの)がおすすめです。

マッスルバックに比べて、ヘッドが大きく、その分スイートスポットが大きいため、ミスショットをしても、飛距離が落ちにくいです。

また、アイアンのモデルによって、地面に対する角度(ロフト角と言います)が違います。

番手ごとのロフト角が立っている(少ない)ものほど飛距離が出やすいように、違うモデルのアイアンで、同じ番手でもロフト角が違っており、その角度が立っているモデルほど飛距離が出やすいモデルだと言えます。

同じ7番アイアンだとしても、「7番アイアンはこのロフト角度」と明確な基準が定められているわけではないため、このようなことになっているのです。

いろいろなメーカーのアイアンを比較する際に、同じ番手でもロフト角に違いがないかなどのチェックを忘れずに行ってくださいね。

初心者にアイアンのおすすめランキング10選!

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アイアン選びは、何が良いのか迷ってしまうことも多いと思います。

下記で、アイアンのおすすめをランキング形式でまとめましたので、参考にしてみてください。

第10位:テーラーメイド M6

テーラーメイド独自のテクノロジーである、「スピードブリッジ」が採用されたアイアン。それにより、ヘッドの剛性のアップを実現しています。

また、打点がまだ安定しておらず、芯を外したショットをしてしまったとしても、飛距離が落ちにくい「貫通型スピードポケット」が採用されていることが、初心者におすすめの点と言えます。

ヘッドサイズはやや大きめで、ソールは厚め。グースネックが強めで、見るからにつかまりやすいように設計されていて、スライスに悩む人におすすめのアイアンです。

ロフトが立っていますが、ボールの打ち出し角は高く、高弾道・高初速が期待できるクラブ。同Mシリーズの中でも、できるだけ簡単に飛ばしたいという人は、ぜひ手に取ってみてください。

第9位:BRIDGESTONE TOUR B JGR HF3

フェースの裏面に、周辺に向けて拡大するディンプルを配置することで、ミスヒットをしたときの許容性が向上した「TOUR B JGE HF3」アイアンです。

ヘッド内部にポリマーを充填したことで、衝撃を吸収し、柔らかく心地よい打感を実現しています。

スリットを前作比150%と大幅に拡大したことで、初速性能が向上し、打ちやすく、安定した飛距離を与えてくれます。

ややシャフトが長く、ロフトも立っており、飛距離も期待できます。ヘッド的にはグースが強いため、ミスヒットに強く、安定した飛距離が欲しい人、ボールをつかまえたい人におすすめのアイアンです。

第8位:Callaway ROGUE STAR

ボール初速の向上とフィーリングを追求し、新ウレタン・マイクロスフィア・テクノロジーをバックフェース部に配置し、フェースに食いつくフィーリングを維持したまま、ボール初速の向上を可能にしたアイアンがこの「ROGUE STAR」です。

同じシリーズのROUGE STARドライバーが圧倒的な飛距離を誇るため、その飛距離をアイアンに求めている人も多いはず。その期待に応える、飛距離とやさしさを兼ね備えたアイアンです。

ヘッドは大きめで、ネックはつかまりの良さを意識したグースネック。ソール幅も広く、ミスショットによる飛距離ロスをカバーしてくれるため、アドレスを取ったときに、プレーヤーに安心感を与えてくれます。

ヘッドにデザイン性もあり、やさしく飛ばしたいというゴルファーにおすすめのアイアンです。

第7位:タイトリスト T300

https://www.titleist.co.jp/golf-clubs/irons/t300/

タイトリストのクラブというと、中・上級者向けの、初心者には少し扱いづらいイメージを持たれる方もいると思います。

しかし、この「T300」を含む「Tシリーズ」として発売されたアイアンは、「常に最高の品質を持ってプレーヤーのパフォーマンスを最大限に引き出す」をコンセプトに設計され、タイトリストの難しいイメージを覆し、初心者にもやさしく設計された進化系のアイアンです。

T300は、飛距離性能と、ミスヒットへの許容性の両立を狙ったアイアンです。ヘッドはやや大きめ。打ってみると、高さが出て、スピンがやや少ないように感じるライナー的な弾道で飛んでいきます。

ミスヒットへの許容性を求めるアスリートゴルファーだけではなく、初心者ゴルファーにもおすすめの一本です。

第6位:本間ゴルフ TW747Vx

https://honmagolf.com/jp/product-details/1582

直進性が向上し、優しくボールをつかまえることができることが特徴の本間ゴルフ「TW747Vx」。

一般的な軟鉄ヘッドに使われている炭素鋼の種類よりも炭素含有量が少ないものを使用し、打感にこだわるゴルファーも満足の一品です。

グース気味のネックで、つかまりがよく、フェースにボールが乗る感覚を味わうことができます。

ストロングロフトですが、極端過ぎないため、もともとアスリート向けのアイアンを使っていた人でも違和感なく使用することができるのが、うれしいところです。

コントロール性もよく、安定感があるため、引っかけがでにくいところも特徴です。

飛距離も出てやさしい設計のため、アスリートゴルファーから初心者までおすすめできるアイアンです。

第5位:グローブライド オノフ 赤

「ツイントレンチ」と「Lカップフェース構造」、「ハイリバルジョンソール」を搭載した効果から、フェース下部の打点エリアの反発力が大幅にアップした、オノフ赤。

ボールを強く押し出し、初速が向上、飛距離アップが実現しています。弾道は高弾道で、スピン量が少ないことが特徴です。

グースネックと、大きなフェース面がプレーヤーに安心感を与えてくれて、初心者でも慌てずに打つことができると思います。スイートエリアが広く、ミスショットに強いため、その点もおすすめポイントです。

シンプルで目を引くデザインが前作に引き続き採用されており、ひと味違ったデザイン性を求める人にも良いです。

第4位:PING G410

https://clubping.jp/product/product2019_g410_i.html

ピン史上最大のたわみと飛びを実現した「G410」。ヘッドが大きく、ミスに対する許容性を高めたことが特徴です。

以前からのシリーズに比べると、ヘッドの形状がシャープになり、ミスヒットに強く、直進性能がアップしています。構えたときの見た目がぼてっとしているのが苦手な人でも、違和感なく受け入れることができるでしょう。

ショットをしたときに、打球が上がらず悩んでいた人は、このアイアンを使うことで、高弾道のショットが打ちやすくなります。

飛距離性能も高いため、飛距離をもう少し伸ばしたい人にもおすすめです。

第3位:ダンロップ ゼクシオイレブン

https://sports.dunlop.co.jp/golf/products/iron/xx11i.html

ゼクシオといえば、優しく飛ばせるクラブというイメージが強いと思いますが、今までのゼクシオ以上のやさしさと言われているアイアンです。

さらに、フェース全体の反発力が向上し、ミスヒットをしたときも飛距離をロスしにくくなったため、ミスがミスになりにくくなりました。

打点がブレてしまう初心者の方や、他のクラブを使用していて飛距離に悩み出した方などにおすすめのアイアンです。

このゼクシオ イレブンを使うことで、グリーンを直接狙いやすくなり、スコアアップに直結していくことでしょう。

第2位:YANAHA UD+2

https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_iron.html

元祖飛び系アイアンと言われる、「プラス2番手の飛び」を実現したアイアン。

シャフトは、インパクト時のエネルギーロスを抑えるため、チップウェイトテクノロジーを搭載し、一般的なシャフトに比べて、おもりの効果でたわみを加えるよう設計されています。

また、ルールギリギリの反発に迫ったフェース設計は、圧倒的な初速アップを実現しています。

超がつくほどの低重心・深重心設計により、ボールが上がりやすく、つかまりやすく、さらに飛ぶアイアンとなりました。

とにかく飛ばすためにポイントを絞った設計は、アイアンの飛距離をアップさせたい人におすすめのクラブです。

第1位:テーラーメイドMグローレ

https://www.taylormadegolf.jp/Iron/DW-ST443.html?lang=ja_JP

最新テクノロジー「リブコアHT」を搭載し、芯を外したショットにも、エネルギーのロスが少ない、本当にやさしいアイアンに仕上がっています。

ストロングロフト設計ですが、低重心化設計により、打ち出し角は高く、効果的に飛距離アップを図ることのできるアイアンです。

上手く打つことができれば目を見張るほど、マイルドな気持ちの良い打感を得ることができますので、飛距離だけでなく、打感にこだわるゴルファーにもおすすめのアイアンです。

いかがでしたか?

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自分のアイアンの飛距離が、平均と比べて飛んでいるのかどうか気になっていた方は、良い目安になったかと思います。

実戦では、練習場と同じような平らな地面でボールを打てることは数少ないため、ライや風の状況に応じたクラブ選択や打ち方の調整をすることが大切です。

あくまでアイアンは飛距離を出すクラブではなく、グリーンにボールを置くことが目的のクラブです。

各番手、狙った飛距離を安定して出すことができるよう、打ち方のコツをつかんでいきましょう。

練習しているうちで、飛距離不足、引っ掛け、スライスしてしまうなど、いろいろな悩みがそれぞれ出てくると思います。

悩みが明確になった場合は、打ち方を考えることも必要ですが、思い切って、アイアンを変えることもひとつの手。

各メーカーが販売しているアイアンは、それぞれの特徴に応じて選ぶことで悩みが解決するかもしれません。実際に試打をしてみて、気に入るものを選んでいきましょう。

いつもグリーンに乗せ切れず、1打、2打と余分に打数を重ねていた人も、アイアンを見直すことで、自分の目標スコアに届くようになるかもしれませんよ。