Gride

getty

プロゴルファー

Gridge編集部

畑岡奈紗が米女子ツアー6勝目!渋野日向子は下位に沈む【DIOインプラントLAオープン】

日本のエースが独走で米女子ツアー6勝目を飾りました!

2022シーズン米女子ツアー9戦目、ハワイ・西海岸シリーズの2戦目となるDIOインプラントLAオープン(4月21~24日、アメリカ・ロサンジェルス、ウィルシャーCC、パー71 6447ヤード)で、日本のエース・畑岡奈紗が2位に5打差を付ける圧勝で昨年9月のウォルマートNWアーカンソー選手権以来となる同ツアー6勝目を挙げました。

4打差を付けて迎えた最終日

getty

渋野日向子が優勝争いを演じた前週のロッテ選手権では予選落ちを喫した畑岡でしたが、今週は初日から4アンダー、1打差2位タイと好スタート。

2日目には現世界ランキングナンバー1のコ・ジンヨン(韓国)と7アンダーで首位タイに並び、3日目には2人のマッチプレーのような様相を呈していました。

しかし、17番パー4、コが2打目を左に曲げて水路となっているレッドペナルティエリアに入れると、2回脱出を試みるも壁に阻まれ、このホールだけでまさかの“8”を叩き脱落。3日目を終えて11アンダー、2位のハナ・グリーン(豪)に4打差を付けます。

最終日、前半を4バーディ1ボギーで3つ伸ばす“一人旅”状態。バックナインに入ると14番まで手堅くパーを並べ迎えた15番パー5。2オンに成功すると、2段グリーンの上から下の段のカップに放り込む圧巻のイーグル!

18番パー3でボギーとするもご愛敬、トータル15アンダー、2位のグリーンに5打差を付ける圧勝劇を見せ、先週の予選落ちの悔しさを払しょくしました。

予選は通るもシブコは下位に沈む。古江彩佳は連続予選通過記録を更新中

getty

3週前のメジャー競技、シェブロン選手権(4位タイ)、前週のロッテ選手権(2位)と優勝争いを続けており、2019年の全英女子オープン以来となる米ツアー2勝目、ツアー本格参戦後の初優勝を期待された渋野日向子でしたが、今週はポアナ芝のグリーンにてこずったか、初日71、2日目74の3オーバーで63位タイとかろうじて予選を通過。迎えた決勝ラウンドでしたが、3日目71、最終日74、トータル6オーバーの63位タイと一度もアンダーパーを記録できず、悔しい大会となりました。

渋野同様今年から米女子ツアーに参戦している古江彩佳は、初日から70・73・72・71でトータル2オーバー、43位タイで終戦。しかしここまでツアー参戦以来7戦連続予選通過と、堅実な戦いぶりを見せています。

昨年の全米女子オープン覇者の笹生優花は、75・66・74・66と出入りの激しいゴルフでトータル3アンダーの17位タイ。爆発力は見せたものの安定感が課題となった1週間となりました。

今後の日本勢の活躍に期待しましょう!