プロゴルファー
Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ
日本プロドラコン協会(JPDA)プロテストに合格しました!
ゴルフを本格的に始め10年が経った今年、JPDAドラコンプロテストを受験し合格することができました!
これからも飛ばしのスキルを追求し、みなさんに還元できるように頑張っていきます!
そこで今回は、「ドラコン」の魅力についてご紹介します!
目次
「ドラコン」プロってどれくらい飛ばすの?
世界で一番大きな大会は、アメリカのラスベガスで行われる「World Long Drive Championship(ワールド・ロングドライブ・チャンピオンシップ)」という大会です。
そして現在の世界記録は、551ヤードという飛距離をマークしたマイク・ドビン選手(アメリカ)です。
2007年、「World Long Drive Champion」という大会で、史上最高の記録を打ち立てました。
パー5をワンオンしてしまう飛距離ですね。
ちなみに、ニューヨークヤンキースで活躍した松井秀喜選手は、巨人時代に160メートルのホームランを打った記録がありますが、さらにその3倍以上も飛ばした計算になります。
不動産情報ですと、徒歩6、7分と表示される距離……もはや規格外過ぎて笑うしかありません。
日本記録は、南出仁寛プロが432ヤードを2013年に記録しています。
また女子の日本記録は、2015年に齋藤かおりプロが達成した336ヤードです。
「ドラコン」にもプロ制度がある!
ゴルフのツアープロと同様、「ドラコン」にもプロ制度があります。
このプロ制度が生まれるきっかけを作ったのがドラコンの第一人者「安楽拓也」プロです。
アマチュア選手としてドラコン大会で活躍していた安楽拓也氏は、2008年に中古クラブ販売大手「ゴルフパートナー」と契約しました。
その際、日本にはなかった「ドラコンプロ」という新しいカテゴリーをゴルフパートナーが作り、日本で初めてドラコンプロ選手が生まれたのです。
そして、安楽拓也プロ以外の自称ドラコンプロの曖昧さをなくすために、2011年に日本で初めての「日本プロフェショナル ロングドライバーズ協会」が設立され、2014年には「日本プロドラコン協会」設立されました。
■プロ団体
日本プロフェッショナルロングドライバーズ協会
日本プロドラコン協会
■運営団体
ゴルフダイジェスト
LDJ(ロング・ドライバーズ・オブ・ジャパン)
LDAA(ロング・ドライバーズ・アジア・アソシエイツ)
L-1
日本プロドラコン協会(JPDA)の特徴
私は日本プロドラコン協会(JPDA)に所属していますが、このJPDAには皆さんが想像する「ドラコン」とは少し違った特徴があります。
それは、「飛距離」+「正確さ」で競うという点です。
従来のドラコン(ロングドライブ競技)は、野球場のような広い場所で、ただ、1発の飛距離を競うものでした。
しかしJPDAでは「6球中3球をフェアウェイキープ」しないと記録として有効になりません。
フェアウェイキープ率50%以上の方向性を重視しながら、300ヤード以上の飛距離を競い合います。
JPDAのドラコンは「ゴルフにつながるドラコン」を目指しており、飛距離だけでなく正確性がなくては上位に食い込めない仕組みです。
日本プロドラコン協会(JPDA)のプロテスト
「ツアープロ」になるためのテストと違い、日本プロドラコン協会(JPDA)のプロテストのハードルはそれほど高くありません。
プロテストは、
1.筆記試験
2.実技試験
の2つが行われるのですが、実技試験はスイング動画を撮影し「飛距離測定器」の結果を映します。
筆記試験は、JPDAのルールに関するテキストを勉強し回答します(100点満点中80点以上取ればOK)。
実技試験では、「ヘッドスピード53メートル/秒(m/s)以上」もしくは「飛距離280ヤード」以上を確認できればB級ライセンスを取得できます。
ゴルフの経験は浅くとも、ヘッドスピードがあれば合格圏内です。
飛んで曲がらないドライバーを極める!!
私は身長168センチ、体重60キロと、いわゆる一般的な中肉中背の日本人サラリーマンゴルファーです。スポーツは大好きですが、野球経験があるわけでもありません。
もちろんゴリゴリの筋肉マンでもありません。
しかし、ヘッドスピードは安定して50m/sを超えています。これは、筋肉を動かす順番を正し、シャフトに仕事をさせることで実現しています。
私が日々研究している飛ばしの技術は、男性と比べて筋力のない女性や、歳と共に飛距離が落ちてしまった方にベストフィットすると考えています。
これからも、飛んで曲がらない技術を追求し、みなさんのゴルフライフのお役に立てればと考えています。
ライターとしても、ドラコンプロとしても頑張っていきますので、みなさん応援よろしくお願いします!