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PAR RUSH 01
ゴルフ場でターフ跡に「目土」をやっていますか?~上達シリーズ第51回
ラウンドでスイングする際に、ダウンブローでナイスショットをした時はもちろん、ダフって芝や土をたくさん取ってしまうことがあると思います。
通常ディボット跡と言われるものですが、このターフを取った跡をそのままにせずに、きちんと補修するのが、ゴルフのマナーでもあります。
今回は、この補修をする「目土」について考えます。
ゴルフが上手くなるためには、ゴルフのコースを大切にすることも必要です!
なぜ、目土をしなければならないのか?
フェアウェイはもちろんのことラフも含めて、ターフを取ってディボット跡ができてしまったら、目土をしておくことがマナーです。
なぜ、目土をしなければならないのか?
それは芝の性質に関連があります。
芝は平らなところには、根を張って育っていく性質があります。
ところが、きれいに生え揃っている一部分の芝が削り取られてしまうと、その部分だけ平らではなく凹凸ができてしまいます。
そのままだと削り取られた部分は芝が生えてきません。
そこに、目土を入れると平らになるので、目土の下で芝の根が張って芝が上に伸びて来るのです。
だから、目土を入れることをしないと、きれいなフェアウェイはできません!
カートには目土袋が備え付けられています!
キャディー付きのラウンドでは、プレーしてターフを取った跡にキャディーさんが目土を入れています。
セルフプレーでは、カートの後ろに目土袋がぶら下がっているはずです。でも、目土を入れる方はほとんどいませんね!
どんなコースへ行っても、自分で作ったターフ跡には、目土を入れるようにしましょう。
ゴルフマナーにうるさいメンバーはショットの際に目土袋を持参している!
メンバーの中でマナーにうるさい方は、プレー中にショットを打つ際には、必ず目土袋を持って自分のボールのところに行き、自分が作ったターフ跡はもちろんのこと、気なるディボット跡に目土を入れています。
目土を入れていなければ芝は育たず、ターフが取れたままになっています。
そして、自分がフェアウェイにナイスショットを打っても、行ってみたらそのボールが目土を入れていないディボット跡にあったら、がっくりくるでしょう!
少しでも芝の生え揃ったフェアウェイにしておくために、目土を入れて芝が育つ環境を作ってやることがコースを守ることになります。
コース管理の人がやれることには限界があります。一人ひとりのプレーヤーがやれば、きれいなフェアウェイを保つことができます!
さあ、皆さんも次のラウンドから、目土を入れましょう!