谷越え、池越えホールは実際の距離を確認してプレッシャーを取り除く

谷越え、池越えといったホールはプレッシャーがかかりますよね。

ナイスショットを打って、打球が気持ちよく越えていくイメージはあるのですが、現実は思い切りダフって谷底へ。

これは技術的な問題ではなく、心構えの問題なのです。

ナイスショットを打たなければという重圧が一番の敵

谷や池を越さなければいけないショットに「越える」と思って臨むのと「越えそうもない」と思って臨むのとでは、結果に差が出て当然です。

「ナイスショットを打たなければ越えない」と思うことは、自分自身を追い込むことになり、そのプレッシャーでスイングに乱れが生じてしまうのです。

そこそこのボールで谷も池も越える

漠然と「谷を越さなければ」ではなく、「キャリーで何ヤード打てば越える」という現実の数字（距離）を確認してください。

ヤーデージ表示やコース図などの情報源はいろいろありますので、それを利用しない手はありません。

谷や池を越えるだけなら、レギュラーティーから距離があったとしても、せいぜい180ヤードくらいです。

つまり、ナイスショットをしなくても十分クリアできることを確認したら、精神的な重圧は消えていくでしょう。

ワクワクしながらショットに臨む

ティーグラウンドでは、打とうとする弾道のイメージをはっきりと描き、そのショットが実現したときの気持ちよさを予感し、ワクワクした気持ちで打つと、結果がいいはずです。

ネガティブな予感ほど、その通りになることが圧倒的に多いということは、ゴルファーなら誰もが経験上、知っていますよね。

谷越えや池越えホールは、ゴルファーを苦しめるためにあるのではなく、チャレンジする楽しみ、それを成功させる喜びを与えてくれる仕掛けなのです。

まずは具体的に必要な距離を確認してそれほどの難度ではないと知ること、それから成功イメージを持って打つことが、谷越え・池越えを成功させる秘訣です。