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100年に一度の大幅改正!?2019年からのゴルフ新ルール【 ピンを立てたままパット!?編 】

皆さんゴルフを楽しんでいますか!

こんにちは、ライターのもーりーです。

2019年から施行予定のゴルフルール変更案をご存知ですか?

これまでもルール改正は度々ありましたが、今回はゴルフの総本山R&A(ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース)とUSGA(全米ゴルフ協会)が、かなり思いきった変更案を提示しています。

これはアマチュアゴルファーでも、今年のうちに新ルールを把握していたほうが良さそうです。

プレー時間短縮とゴルフ人口増加が目的です

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2019年から施行予定の『ゴルフ規則を近代化するための変更案』。

100年に一度と言われるくらい革新的な内容になっています。

今回の大幅改正の目的は、

・複雑で難解なゴルフルールをシンプル化すること

・時代の流れや変化に即し、ゴルフそのものを近代化すること

だそうです。

なんだかわかりにくい…。

要は、プレー時間の短縮とゴルフ人口の増加(もしくは減少に歯止めをかける)につなげたいわけですね。

「ゴルフってルールが難解だしプレー時間も長いから」という理由で敬遠されがちだから、ルールをわかりやすくしてプレー時間も短くなれば、ゴルフを始める人が増えるんじゃないか…ということですかね。

そのために現行の34項目を24項目へ減らし、プレーヤーが判断に迷いがちなことを、できるだけノーペナルティにしようとしています。

ピンを立てたままパット!?

それではルール改正の代表的な例を見ていきましょう。

まずはパッティンググリーン関連から。

パッティンググリーン上でうっかり球を動かしてしまっても、ペナルティがなくなります。

『わざと』ではなく、『誤って』ボールを動かした場合は無罰で済むわけですね。

これは私も大賛成です。

現行ルールだと、ボールをマークする前か後かでペナルティかどうかが微妙に変わってきたりして、判断に迷いやすいですからね。

それよりも驚かされたのは、ピンを立てたままパットをしてもよくなることです。

現在はピンを立てたままグリーン上でパットをして、ボールがピンに当たった場合は2罰打が課せられます。

これによりプレー時間が短縮される、との見解らしいのですが、私は少し腑に落ちないですね。

まず競技ゴルフの際は、これまでどおりピンを抜いてパットをするはずです。

アマチュアにいたっては、こういう問題が出てきます。

プレー中、前の組がホールアウトしたかどうかの判別はピン(旗竿)が立ったかどうかで行っている人がほとんどだと思います。

それが、ピンが立ったままでパットをされたら、見晴らしが良い打ち下しなんかはともかく、打ち上げでグリーン面が見えない場合は判別が難しくなります(セルフプレーだとなおさらです)。

プレー自体は短縮できても、判別やそれに費やす移動時間を含めると…といったところですかね。

ハザード内での規制緩和

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今回のルール改正では、ハザード内からのプレーについても、かなり規制が緩和されます。

ルース・インペディメントについては、現行だと、バンカーやラテラル・ウォーターハザード(赤杭)の内側からボールを打つ場合は、取り除いた時点で2罰打が加算されていました。

それが新ルールでは無罰で取り除けます。

元々ラフの場合は無罰で取り除けるわけですから、私もこのルール改正は大賛成です。

ちなみにバンカーについては、今までと違い、スイング前に手やクラブで砂に触れても罰はなくなります。

ただし、クラブをソールしてはいけないことはそのままですのでご注意ください。

といったところで、今回はここまで(続きはまた別の機会に!)。

それでは、また!