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野村タケオ
ゴルフマン【第45話】風の強い日
木曜日のお楽しみゴルフマンの第45話です。
風の強い日のゴルフって難しいですよね〜。
目次
【第45話】風の強い日
寒くなってきました。
冬が近づいてくると北風ピューピューで、風の強い日のラウンドってのが多くなってきます。
我々アマチュアは雨が降ったり、風が吹いたりするとスコアを崩すことが多いですが、やはり雨よりは風のほうがスコアを崩す確率が高いような気がします。
風が強いと曲がった球はどんどん曲がり、アゲインストではまったく球が飛ばず、フォローでも意外と飛んでくれなかったり・・・。
距離感は合わないし、ボールは曲がるしで大変。
アゲインストのときはもう心が負けてて、なんとか風に負けない球を打たなきゃ! ってことで腕に力が入りまくり、おもいっきり手打ちになっちゃって余計にスピンが入ってまったく飛ばないわけですよ。
風が強いときほど優しくインパクトしてやらないといけないわけですが、どうしても力が入っちゃう。
できもしないパンチショットや低い球を打とうとしてミスになるパターンも多いし。
素直に2番手でも3番手でも大きいクラブを持つとかすれば良いんだけど、なかなかできないんですよね。
しかもね、ラウンドしてたらアゲインストのホールがあればフォローのホールもあるはずなのに、なんだかアゲインストの時だけめっちゃ気になるもんだから、やたらとアゲインストのホールが多い気持ちになっちゃう。
あまりに風が強いとパットの時だってボールがユラユラ揺れるし、打ったボールも風に影響されて曲がっちゃったりするしね。
とにかく風の日のラウンドはスコアも崩れるけど、体も心もヘロヘロになっちゃう。
そりゃね、ゴルフってのは自然の中でやるスポーツなんだから、多少の風が吹いていたほうが楽しいとは思いますが、あまり強い風は勘弁してほしいです。
セント・アンドリュースとかのあるスコットランドなんかでは、友達をゴルフに誘って風があまり吹いてないと「今日は風がなくて残念だね」なんてことを言うって話を聞いたことがあります。
やっぱ本場のゴルファーは風がないゴルフなんてつまらないという考え方なんでしょうね。
ボクなんかは軟弱ゴルファーなので、できれば風もそよ風くらいで、気温も23度くらい、暑くもなく寒くもなく半袖で気持ちよくラウンドできるのが一番理想なんですけどね。
でもね、そんな完璧なゴルフ日和のラウンドでもスコアが必ず良いわけではないってのがゴルフの難しいところ。
「いや〜風が強くってさ〜」って言い訳がしやすいラウンドのほうが良いのかもしれませんな。