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10年以上のブランクを経て、ゴルフに再チャレンジするということ(8)

そんなこんなで、オーソドックスで理論的な教えに定評のある倉本プロのレッスン本を唯一の経典に、迷わず求めて行ってみようと決める。

パットもショットも、アプローチも、一つの打ち方で。

奇をてらわない、再現性の高い、コースで通用する技術を。

写真のようなシーンを夢見て……。

ダフりはどうすれば直りますか?倉本先生!

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カンタンなはずのワンレバースイング。

でも、なぜこんなにも当たらない?

きっと経典のどこかにヒントがあるはずだ。

そう思って、改めて読み直す。

あった。これだ。

“ワンレバーのときは、右足を左足に寄せるようにしてスタンスを狭くし、体を左股関節に乗せて左足体重で構えるのがポイントです。そうすることで上半身が左にスライドし、自然にハンドファーストになって、インパクトに近い状態で構えられるるため、ダフりが出にくくなるのです。”

そうか〜。

ずっとやめてても消えなかった最大のクセ。

それは、一度右足に体重を掛けてからスイングを始めること。

尾崎直道プロばり! いやいやビジェイ・シンでしょ!!

などと言えばカッコイイけど、要はスウェイかな(ブランクが長すぎて、若手の名前が出てこない^^;)

これがね〜、直んないのよ。

この小さな振りでも、まず右足に体重を乗せてからクラブを引く^^;

まず体重を右に乗せないとクラブが動かせない(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

どんなに体重を左に乗せて構えても、スタート時に右に乗るんじゃあ……意味ないね^^;

がんばります!

キュッ!と曲がるフックやスライスはどうしたら直りますか?倉本先生!

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“アマチュアの場合、自分の力でクラブを引き下ろそうとする人が多いのですが、それではクラブの動きが安定せず、球がどこに行くかわかりません。”

これだ……。

“ダウンで一番大切なのは、「クラブが落ちる」感覚を持っているかどうか、ということです。ダウンではクラブが重力によってポンと落ちるまで待っている、そういう感覚が必要なのです。”

“実際には、私たちプロは自分でクラブを下ろします。でも、それは、クラブが落ちてくるタイミングに合わせて力を使うのです。”

う~ん……。

クラブが落ちる感覚……。

正直、感じたことがないなぁ……。

曲がりもそうだけど、ダフリにも大いに関係がありそう。

この感覚を毎日のワンレバースイング練習でつかむには?

体の動きでクラブを揺らす!?

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“ワンレバースイングをするときは、手先の力でクラブを動かすのではなく、体の動きでスイングすることが大切です。この小さなスイングで手を使わない感覚を磨くことによって、大きなスイングをした時にも手打ちを抑えることができるのです。”

うんうん、そのためには?

“球を打つ前に、腕だけを左右に揺らしてみるのも良いでしょう。このとき、腕を腕の力で動かすのではなく、腕を完全に脱力させ、体の動きでブランコのように揺らすことが大切です。”

体の動きでブランコのように揺らす!?

“腕を脱力するのが難しいという人は、1リットルくらいのペットボトルを持って腕を揺らしてみてください。重いものを持つと、その重さを感じて揺らすという感覚がつかみやすいはず。”

なるほど! なるほど!!

“アマチュアの場合、ワンレバーをやってくださいと言うと、多くの人が機械のように行きも帰りも同じスピードで振ろうとしてしまいます。”

あぁ……確かに^^;

“しかし、それは自分の力で動かしている証拠。それではリズムも軌道も安定しないし、手打ちのスイングからは解放されません。(~中略~)振り子のリズムで自然な加速をしていることが大切なのです。ワンレバーのように小さな動きの中で、そういうリズム、テンポ、タイミング、加速感をつかむのは難しいかもしれません。しかしむずかしいからこそ、それを求めることで大きなスイングがとてもやさしくなるのです。”

毎日練習します!! としか言いようがない……。

正直、道のりは長そうだけど、がんばります( ̄^ ̄)ゞ