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努力する楽しさを伝えてくれる、笹原優美プロに注目!

ここ最近、メディアで頻繁に見かけることが多くなった笹原優美プロ。

ジュニアの頃から活躍し、プロトーナメントにも出場、プロテストも一発合格、鳴り物入りでプロの世界に飛び込んでくる選手が増えてきている中、正反対といってもいい、決して楽ではない道のりを歩んできた笹原優美プロ。

そんな笹原プロが、今、各方面から注目されている理由とは?

笹原優美プロのプロフィール

1992年8月4日生まれ、東京都練馬区出身の笹原優美プロ。

ゴルフとの出会いは11歳のとき、お父さんが通っていたゴルフ練習場のジュニアスクールを見学したことがきっかけだったとか。

小中学生の頃のゴルフの成績はいたって普通で、本人も、プロになろうなんてまったく考えていなかったとか。

その後、ゴルフ部のある法政大学高校に進学。

とはいえ、「かなり暗い性格でした。ゴルフもなんのためにやっているのかわからなかった…」と、後日語っていて、楽しい高校生活というわけではなかったようです。


笹原プロのドライバー(動画)↓

運命的な和田コーチとの出会い

そんな時期に、ティーチングプロの和田泰朗氏と運命的な出会いをします。

笹原さんを見た和田コーチは、「スコアは人間性。ゴルフがうまくなるには、まず自分自身を磨く必要があるんだ」と指導したそうです。

それから、和田コーチ率いる「Team WADA」に入ります。

「ゴルフはスコアだけではない。人間性や社会性を高めることも大事なんだ」という教えのもと、ゴルフに目標を見いだせなかった彼女が、目の前のひとつひとつのことに向き合い、努力する楽しさを教わり、人間性が変わっていったそうです。

そして、エスカレーターで進学できた法政大学進学を止め、プロの道を選択しました。

プロゴルファーとして生きるということ

その後も、とうてい順風満帆とはいえない、険しい道のりを歩んでいくことになります。

最初のプロテストは1次、2回目は2次、3回目と4回目、そして2015年の5回目は最終で不合格と、プロゴルファーとして生きていく厳しさを嫌というほど味わいます。

それでも、ひたむきに努力をし続けた笹原さんにチャンスが訪れます。

プロテストと並行してチャレンジし続けていた2015年度クォリファイングトーナメント(QT)で14位に入り、翌年のレギュラーツアーフル参戦の資格を得たのです。

その年は思ったような結果は出せなかったものの、今年もQT50位の資格で、フル参戦ではないけれど、ツアーに参戦中です。

賞金ランク50位内に与えられるシード権を目標に、厳しいプロの世界で、日々ボールを打ち続けています。

インスタグラムで人気に火がつく

今では、多くの女子プロゴルファーが利用しているSNS、インスタグラム。

笹原プロが使い始めた頃は、どちらかというと、女子プロゴルファーがSNSを利用するのは控えるように言われていた頃だったと思います。

そんな中、試合結果だけでなく、日々の練習風景や普段の生活など、親しみやすい笹原プロの人柄が感じられる投稿は、まだ無名だったプロゴルファー、笹原優美のファンを着実に増やしていきました。

そして今では、まだツアーで活躍といえるわけではないのに、試合会場では夕方までサインを求める長蛇の列ができ、テレビ中継をしているアナウンサーがこの光景を不思議がるという事態にまでなりました。



才能というより、努力をひたむきに続けることで、夢をひとつずつかなえてきた笹原プロの目標は、「プレーを通して社会貢献ができるゴルファーになること」だそうです。

こうして記事を書いているうちに、私もすっかりファンになってしまいました。


笹原優美プロ 公式インスタグラムはこちら↓