Gride

gettyimages/652385824
getty

ライフスタイル

しば

【LPGA】注目すべき若手美人女子プロたち(2017年度版)

女子プロゴルフの人気は年々高まっており、LPGAツアーの試合数は開催可能上限数の年間38試合、賞金総額は5年連続で過去最高額を更新し37億1,500万円となっています(男子は26試合、賞金総額35億9475万円)。

その人気の理由のひとつに、選手層の厚さを挙げることができるでしょう。

次々と有望な若手が出てきており、下部のステップアップツアー開催数も年間21試合と増加しています。

アン・シネ選手やセキ・ユウティン選手など、フォトジェニックな海外勢の参戦も話題ですが、彼女達にビジュアル面でも負けていない、日本人若手女子プロ5名を紹介します。

※年齢は2017年5月16日現在。

永井 花奈(19)

getty

生年月日:1997年6月16日
出身地:東京都
プロ転向:2016年(88期生)
契約:デンソー(所属)、HONMA(クラブ)、ビバハート(ウェア)など

6歳から父の影響でゴルフを始め、早くから数々の大会で成績を残してきた永井選手。

中学3年の時に出場した2012年ヨネックスレディスでは、初日に首位と1打差、3位タイのスタートを切ります(結果は32位、ローアマを獲得)。

2014年には日本女子オープンで3位に入るなど、十分すぎるほどの実績をひっさげ、昨年のプロテストでトップ合格を果たします。

その後のクォリファイング・トーナメント(QT)では14位となり、見事今季レギュラーツアーフル参戦の資格を獲得。既に人気、実力共に若手No.1と言って良いでしょう。

実家が都内でラーメン屋「のりや食堂」を営んでいることはファンの間では有名な話。気になる方は足を運んでみましょう!

辻 梨恵(23)

getty

生年月日:1994年1月28日
出身地:神奈川県
プロ転向:2015年(87期生)
契約:大和証券(所属)、プロギア(クラブ)、23区ゴルフ(ウェア)など

ゴルフを始めたのは中学1年の時と決して早くはない辻選手ですが、高校時代はゴルフ部同期の渡邉彩香選手と共に全国選手権・団体の部を優勝するなど、頭角を現わします。

2012年のプロテストに不合格ながらQT19位の資格でレギュラーツアーに参戦し、シード権は逃すものの翌年のQTにおいても18位となるなど、要所での勝負強さが光る印象です。

2015年のプロテスト合格後臨んだ昨シーズン、賞金ランク46位となり見事シード権を獲得します。今季の初優勝が期待される選手です。

大和撫子なルックスの辻選手ですが、彼女の実家はなんとお寺! 神奈川県南足柄市にある「長福寺」です。座禅や茶道も嗜み、その経験がゴルフにも活きているといいます。

安田 彩乃(21)

getty

生年月日:1995年6月6日
出身地:神奈川県
プロ転向:2016年(88期生)
契約:ダンロップ(クラブ)、クロス・ビー(マネジメント)

9歳からゴルフを始め、2007年には全国小学生ゴルフトーナメントで優勝するなど、非凡な才能を発揮していた安田選手。

クラシックバレエやバイオリンなどさまざまな習い事を経験した中で、唯一練習が楽しいと思えたものがゴルフだったといいます。

3度目の挑戦となった昨年のプロテストにて見事合格を果たした、注目すべきルーキーの一人です。

笑顔を絶やさずプレーし、尊敬されるゴルファーになることが目標という彼女。QTの成績が67位と、今季はステップアップツアーが主戦場になりますが、勝利の笑顔を見ることができる日が楽しみです。

村田 理沙(21)

生年月日:1995年6月22日
出身地:東京都
プロ転向:2016年(88期生)
契約:レオパレスリゾート・グアム(所属)、ダンロップ(クラブ)、ジャックバニー(ウェア)

端正なルックス(父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフ)の村田選手も、昨年プロテストに合格した88期生です。安田選手と同じく、3度目の挑戦で勝ち得たものでした。

石川遼を排出したゴルフ名門校、杉並学院を卒業したあと山梨学院大学に進学します。在学中の2015年、若手の登竜門でもあるグアム知事杯女子ゴルフトーナメントに優勝したことで、村田選手を知った方も多いのではないでしょうか。

彼女も今季はステップアップツアー中心の参戦です。まずはそこでの初優勝を期待しましょう。

川﨑 志穂(21)

getty

生年月日:1996年5月9日
出身地:千葉県
プロ転向:TPD単年登録者
契約:ブリヂストン(クラブ)、キスオンザグリーン(ウェア)

川﨑選手は昨年のQTで25位となり、今季レギュラーツアーにフル参戦しています。

なかなか予選通過を果たせず苦労しているようですが、171センチの長身から放つドライバーは平均260ヤードを記録するなど、そのダイナミックなゴルフに注目です。

ところでプロとして活動するためには、プロテストに合格しLPGA会員となる方法の他に、TPD(トーナメントプレイヤーズ・ディビジョン)単年登録という制度があります。

TPD単年登録制度とは「QT最終予選会通過者に一年間限定のプロ資格を付与する」というもので、川﨑選手もその資格で今季レギュラーツアーに出場しています。

この期間中で出場した試合で優勝すると、プロテスト実技試験が免除され、LPGA正会員となる資格を得ることができます。

宮里藍選手がその代表例ですが、同じ道を歩むことができるでしょうか。


以上、ゴルフ界を彩る若手5名を紹介しました。国内ツアーでの活躍はもちろん、願わくばこの中から、世界で活躍する選手が出てきてほしいなと感じます。

そして今回紹介できなかったアマチュアゴルファーにも、注目すべき選手はたくさんいます。

次回の記事でご紹介したいと思います!