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ライフスタイル

Yanagi@TPIトレーナー&ドラコンプロ

アミノ酸を上手に摂取してハイパフォーマンスを維持しよう!

スポーツをしていると「BCAA」というアルファベットをよく耳にすると思います。

スポーツショップのサプリメントコーナーに行けば「BCAA〇〇〇〇mg配合!」という製品がズラリと並んでいます。

今回は「BCAA」について、その特徴と効果的な摂取方法をご案内します!

上がり3ホールでスコアを崩す人、必見ですよ!

「BCAA」とは?

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「BCAA」とは、筋肉で主に代謝されエネルギー源となる必須アミノ酸である、バリン、ロイシン、イソロイシンの総称です。

バリン、ロイシン、イソロイシンは、その分子構造からBCAA(Branched Chain Amino Acid:分岐鎖アミノ酸)と呼ばれています。

また最近では、筋タンパク質中に非常に多く含まれていることがわかったため、筋肉にとって非常に重要なアミノ酸であると考えられています。

「BCAA」を含むアミノ酸は筋肉の素になるだけでなく、長距離運動や、激しい運動時に効果があることがわかっています。

そのため、大塚製薬や味の素など、「BCAA」サプリを販売している大手メーカーがスポーツ選手のスポンサーとして名乗り出ています。

「BCAA」の効果

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■筋肉

・筋タンパク質合成促進
・筋タンパク質分解抑制
・筋損傷軽減

■持久運動能力

・筋肉中のグリコーゲン節約
・乳酸産生抑制

「BCAA」が効率的に運動時の筋肉エネルギー源として利用されることで、結果的に乳酸の産生も抑制されます。

これが、終盤での「バテ」を軽減し、最後まで高いパフォーマンスを維持することを助けてくれるのです。

「BCAA」の効果的な飲み方

「BCAA」は摂取後30分後くらいにピークを迎えます。「BCAA」濃度は摂取量に比例することわかっています。

また、2時間程度で、摂取量の半分程度が消費されることや、クエン酸と同時に摂取すると吸収が良くなると言われています。

そのため、ゴルファーに最適な摂取方法は、

①ロッカーで身支度をしたタイミングで「BCAA」を2000mg以上飲む

②ハーフターンで「BCAA」を2000mg以上飲む

③翌日の疲れが気になる場合は、ラウンド後にも「BCAA」を2000mg以上飲む

※クエン酸入りドリンクで飲むとより効果的です。

「BCAA」2000mg以上のサプリは1つ200円程度ですので、ビール1杯分を我慢して、筋肉を癒してあげましょう!