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PAR RUSH 01
「難ホールはボギーオンに徹する戦略」その結果は!〜名門コースで結果を出す秘策!
千葉カントリークラブ野田コースで行われた大型コンペで、秘策に打って出ました。
持ちハンディで戦うこのコンペでは、相当の好スコアを出さないと上位には入れません。
それならば、最初から難ホールでパーを狙わない、そして無理してダボ(ダブルボギー)を叩かないようにするということで、自分ができる最善のスコアを作るという戦略を立てました。
さて、この戦略は奏功したのか? その戦略の内容と結果をお伝えします。
目次
18ホールをパーオン可能かどうかで、攻め方を明確に変える!
千葉CC野田コースは、2018年に日本女子オープンを開催している難しい林間コースです。
距離は、レギュラーティーでも6458ヤードあり、ほとんどフラットなホールなので、ヤーデージ通りの距離で、各ホールはとてもタフです!
これまでのラウンドで、各ホールの難しさは、十分に理解していました。
ミドルホール(パー4)で、400ヤード程度かそれ以上のホールは、ある程度飛ばないとなかなかパーオンしません。
また、ロングホール(パー5)も500ヤードを超えると、これもパーオンが結構厳しくなります。
そこで、私の飛距離でパーオンができそうなホールと、無理をするとダボにつながるホールを明確に分けて、各ホールに合った攻め方を徹底することにしました。
・パーオンを狙うホール〈黄色〉…1・2・6・9・12・13・15・18
・ボギーオンを狙うホール〈ピンク色〉…3・4・5・7・8・10・11・14・16・17
当日は、晴天で風も弱い絶好のコンディション! さて、ボギーオンのホールの攻め方とは?
最初からボギーオンを狙うホールは、ドライバーショットの出来いかんに関わらず、2打目からはアイアンです。
しかも3打目がフルショットの距離が残るようにレイアップしました。
これまでは、2打目で3Wや2番ユーティリティなどを持っていて、上手くいった時にはパーオンもありましたが、ミスをしてラフということもありました。
とにかく、野田コースのラフは、密集していて完全に1打罰の感じです。
今日は、ボギーオンを目指すホールでは、ティーショットが会心の当たりで、フェアウェイど真ん中でも、2打目はアイアンでレイアップして、3打目で確実にボギーオンという、攻め方を徹底しました。
長いクラブを持ってナイスショットなら乗る可能性の位置から、アイアンを持つのは辛い選択でした! しかし、この日は最後までこれを徹底しました。
一方で、パーオンを狙うと決めたホールは、ミスが許されない! この攻め方のオン・オフが好結果!
パーオンを狙うと決めても、すべてのショットが思う通りにいくわけではありません。
パーオンを狙うホールで、ティーショットをミスした時には、無理せずに確実にボギーオンに切り替えました。
また、2打目でサイドバンカーに入れることもあり、すべてがパーオンというわけには行きませんでした!
仮に、パーオンを狙うホールすべてでパーを取ることができれば、残りがボギーでも「82」という素晴らしいスコアになります!
これは、「タラレバ」になりますが……そうならないのが、またゴルフです!
パーオンを狙うホールではパーを奪取しなければならないという緊張感はありましたが、すべてのホールでパーを狙うわけではないことで、結果としてプレーのオン/オフがきっちりとできていました。
これが、心の余裕につながり、野田コースとしては安定したプレーを続けました!
さて、この攻め方の結果はこのようになりました!
パーオンを目指したホールは、アウト4ホール、イン4ホールでした。実際にパーオンしたのは、3ホールでそのホールはパーを取り、1ホールは寄せワンでパーを取り、パーは半分の4ホールでした。
一方、ボギーオンを目指したホールはアウト5ホール、イン5ホールでした。ほぼすべてでボギーオンとなりましたが、2ホールを3パットでダボにしてしまいました!
スコアはアウト44、イン44の88でプレーを終了しました!
ただし、このボギーオンのボギーの中に、一筋違う残念なパットがアウトで3回、インで3回あり、これがスコアを伸ばせなかった要因です!
この日は最後までパットに苦しみました。こんな日もあるという辛い一日でした。
ボギーオンを目指したホールの3打目は、距離感も良く比較的ピンそばに乗っていました! パットが入っていればと悔やまれます!
トータルで結果を分析すると、意外なことが見えてきました!
今回のコース戦略は、初めての試みでした。残念ながら計画通りのスコアは出せませんでしたが、これで難しい千葉CC野田コースで「88」のスコアが出せるんだ! と認識しました。
ゴルフは欲との戦いですが、本当にその通りで、これまではすべてのホールでパーを狙う、というようなゴルフを展開していたと思います。
しかし、たまたま2番ユーティリティや3Wなどのナイスショットで、パーを拾うことはあっても、毎回ではありません。
今回のアイアンによる徹底したレイアップで見えてきたのは、52度や58度のウェッジのフルショットのある程度の精度さえあれば、ボギーを取ることは難しくない! ということです。
また、2打目の距離が残っていても、アイアンでレイアップすれば、ウェッジでのショットの距離になるということです。
当たり前のこのことを考えずに、長いクラブを持っていたのは、スコアを作るうえではダメダメだということがはっきりわかりました。
また、コース戦略をきっちりと立てて、ラウンドすることの重要性も、改めて理解しました!
今後のゴルフが変わるかもしれない、そんな一日になりました! 次回に期待です!