ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第130話】シャフト合ってる?
木曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第130話です!
シャフト選びって難しいですよね~。
【第130話】シャフト合ってる?
ゴルフは道具を駆使して戦う競技ですから、道具選び大事です。
特にクラブ選びってのはなかなか難しいもんです。
ドライバーだけを考えても、ヘッドの大きさや形状、ロフトなどを選ばなきゃならないわけで、もっとこだわる人であれば、重心距離や重心深度なんかも気にして選ぶわけです。
そして最近はシャフトもかなりの種類があるわけで、その中から自分に合うものを選ぶってのは至難の業。
シャフトの重量ってのは数字を見ればすぐに分かることですが、しなり方なんてのは打ってみないとわからないわけです。
先調子や元調子などというキックポイントがカタログには書かれていたりしますが、これも実際に打ってみないといまいちピンとこない。
スイングによってもしなりの感じ方が変わったりするしね。
シャフトの硬さの表記も「S」と書かれていても基準があるわけではないので、シャフトによってバラバラ。
いつもSを使っているから、新しいシャフトもSでいいや〜なんて感じで選んじゃうと、硬すぎてまったくしなりを感じないなんてことも。
本当に一度打ってみないと分からないもんです。
その上、シャフトとヘッドの相性なんてのもあるわけで、もう何を選んで良いのやら。
これだけいろんな組み合わせがある中で、自分にピッタリのクラブが見つかるなんてのは、もう奇跡に近いんじゃないかと思うわけです。
シャフト選びの一つの方法としては、好きなシャフトメーカーを決めちゃうってのがあります。
ひとつのシャフトメーカーでもいろんなタイプのシャフトを出しているので、その中から自分に合うモデルを選ぶわけ。
そうすればある程度狭い範囲から選べるので、かなり楽になるはず。
メーカーを選ぶのには、デザインが好きとか、好きなプロが使っているメーカーだからってのでいいんじゃないかと。
でもね、実はメーカーによって得意なタイプのシャフトってのがあったりするって話も聞きます。
このメーカーは走り系のシャフトが得意とか、粘り系のシャフトが得意とかね。
なので、自分がどういうタイプのシャフトが好きなのかってことでメーカーを絞り込んでいってもいいかもしれません。
シャフトもけっこう高い買い物なので、失敗したくないわけで、できればちゃんと試打して選んだほうがいいでしょうね。
それも練習場での試打じゃなくて、コースで試打できると最高。
コースだとプレッシャーでスイングが変わったりするので、「あれ? 練習場ではいい球出てたんだけどな〜」なんてことになること多いからね。
んで、けっこう好きなシャフトに出会えたとしても、使っているうちに「もしかしたらもっと飛ぶシャフトがあるかも」なんて思っちゃって、また他のシャフトが気になりだすわけですよ。
結局シャフト選びにゴールはないんですな〜。