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kiyomatuゴルフ塾

実際にボールを打つときの練習場とコースでの違いについて(外的要因編)

ボールの行方は自分だけのせいではない。

風向き・気候・気温など自然条件で飛び方が変わります。これらを読むのも技術のうちに入るのですが、練習場でこれをあまり気にする人はいません。

練習場においては、外的要因があまりないということです。

外的要因がリズムとテンポを狂わす

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コースでアゲインストの風が吹いていると、知らず知らず力が入ってしまう。

コースが狭く見えるとスイングが萎縮してしまう。

初めて回る人のプレーが遅くイライラしてしまう。

同伴者のスイングリズムが独特だと、なんとなくそのリズムが乗り移ってしまう。

このような外的要因がスイングのリズムとテンポに影響を与えます。その狂いがスイングの動作に影響するのです。

そのようなことを克服するために、たとえば、練習場で右のネットをOBに見立て、風を考慮して打つというような練習をしたとしても、実害が及ばないということがどこかでわかっているため、コースでの心理状態にはなかなかならないのです。

外的要因が心理的影響を与える

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練習場でもヤードの表示はあります。それを狙って練習している人もたくさんいます。

さて、コースではどうでしょうか?

フェアウェイの右とか真ん中とか自分で設定することがほとんどです。グリーンに届く範囲に入ってきたらグリーンが目標ということになります。

狙っているのではなくて、狙わされてませんか?

パー3のホールに来ました。

グリーンに乗せることが当たり前だと思ってませんか? これは義務ということになります。

「乗せなくてはいけない」

この考えは、狙わされているのです。

練習場では、「あの近くに打とう!」「看板に当ててやろう!」と思って練習することは、狙っているのです。

これは積極的であるため、自分のスイングがしやすくなる。当然ですが、これは確率の問題なので、どう考えていても成功も失敗もあります。

狙わされている状態は、リラックスしているとは言えないし、積極的ではありません。

消極的な考えは確率が悪くなり、積極的な考えは確率が上がる。

ただ、積極的の中には無謀ということも存在します。

確率で決める!

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そもそもゴルフは確率のゲームなのです。

自分でやろうとするショットが20%ぐらいしか成功しないとすれば、これは無謀でしょう。

70%成功すると考えれば消極的ではない状態でショットできる。このように%で考えてみるのです。

ボールのライ、風、目標の設定、目標までに何があるか、これら外的要因を考え、どういうショットをするかを決める。

それが何%成功するか考えてみる。なるべく70%以上成功するであろうショットを選択する。

30%であっても、その方法が一番と判断すればそのショットを選択する。

このように考えると、自分が納得してショットできるようになる。例え失敗したとしても、100%成功とは考えてショットすることはたぶんないので、後をひくことが少ないはずです。

100%成功する確率はありません。ボールが飛んでいるのは未来ですから。

自分が完璧でもボールがどうなるかはわからないのです。

すべてのことを考慮してクラブを選ぶ、そのクラブでどのようなスイングをするか決める。

決めたら後は振るだけ!

未来を想像しない!

自分を信じる!

適当に!

次回は内的要因についてです。また、読んでください。

ありがとうございます。