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心と身体の働きを数値化。ゴルフに役立つメンタルスケーリング

意識していない心と身体の働きを数値化することによって、今の自分の状態を把握することは重要です。

ゴルフに役立つスケーリングを探っていきます。

スケーリングとは?

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筆者は企業の総務関連の仕事をしていたのですが、その関係でメンタルヘルスマネジメントの認定資格を取得しました。

仕事などの様々なストレスによって心のバランスを崩すことがあり、そのことが体調にも影響した経験のある皆さんも多いと思います。

そんな人達の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する対処を学びました。

コーチングに用いられるものなのですが、心と身体の健康を維持したり前進させる方法として、スケーリングスキルというものがあります。

コーチからのアドバイスに従って、目に見えないもの・形にならないものを数字で現わすことで、その度合いを認識するというスキルです。

これは自分自身のみでもできることで、その場合はセルフスケーリングなどと言われています。

今回は、このセルフスケーリングについて、学んでいきましょう。

セルフスケーリングすると何がいいの?

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スケーリングは、メンタルや体調のような目に見えないものに点数を付けて数値化します。

数値化することによって、現状を把握しやすくなります。また心も身体も時々刻々変化しますから、数値化でその変化を把握することもできます。

体調は自分で変えることは難しいですが、心はある程度変えることやコントロールすることができます。なので、メンタルスケーリングと言われるのです。

また、心の課題が改善すると、肉体もいいパフォーマンスを出す可能性が拡がります。

悪い状態を少しでも早く脱するためには、現状を把握して、それにどう対処していくかを決断して、行動することが大事です。

ビジネスなどの世界でPDCAという手法が使われます。P=PLAN、D=DO、C=CHECK、A=ACTIONです。

計画を立てて、実行し、どうなっているか悪いところはないかを調査確認し、再度行動する。

これを繰り返すことによって、物事をより良くしていきます。

このPDCAの手法はゴルフにも役立ちますが、今回はセルフスケーリングの話なので、詳細は省略します。

セルフスケーリングもPDCAに近いものです。

まずは自分の立ち位置を確認し(C)、どうするかを決め(P)、行動する(A)。このCに当たるスタートがセルフスケーリングのとっかかりです。

セルフスケーリングの方法

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セルフスケーリングの方法は難しくありません。

今の自分を客観的に見て、心の点数と身体の点数を付けます。

分かりやすく10点法でいいでしょう。普通の状態が5点、悪くなると数値を少なくし、良いと増やしてください。

心の点数は、「なんかワクワクするな、7点」とか、「不安がよぎるぞ、3点だな」というふうな感じでいいです。

身体の点数は、「膝の古傷の調子がいつもよりかなり悪いぞ、2点」とか、「準備体操した感じでは体全体が軽く感じる、8点」というふうです。

慣れるまでは直観でかまいませんので、気軽に点数を付けてください。

紙があればその数値をグラフ化してみてください。

横軸に心、縦軸に身体で、0点から10点で目盛りを刻みます。その点数のところに黒丸(●)印を付けます。頭の中でのグラフ化でもOKですよ。

その場所が自分としては、どうなのか考えてみましょう。そしてそれをどうしていくのが今は最適なのかを考え、そのためにできることや手段を挙げていきます。

その中で今の状況で相応しいものをチョイスし、実行します。この時に、あまり欲張らないようにしてください。

例えば、心=4点・身体=6点だったとします。体の動きはいいんだけど、気分がイマイチしっくりきていない、という状況だと感じたとします。

その対処ですが、心について、『笑顔になる』、『目の前のことに集中する』の2つを心がけて、次の行動に移すとします。

そして、実践した後に再び点数化します。グラフでは白丸(〇)印を付けます。

例として、笑顔になって集中でき、体がスムースに反応したので、心=6点、身体=7点と付けました。

このように、スケーリング、実行、スケーリング……と続けていき、良い状態をキープできるようにしていきます。

これを繰り返していくことにより、自分の理解度がより深くなり、また良い方向に持っていくことが身につきます。

ゴルフラウンドでのスケーリング

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ゴルフラウンドでスケーリングを実行する例です。

最初は、ラウンド前にスケーリングします。ショットとパットの練習を少ししました。さあ、心と身体のスケーリングをしてください。

スタートホール。何回経験しても緊張しますよね。ティーオフの前にもスケーリングしてみましょう。

3ホールが経過ししました。ちょっと落ち着いてきましたか? ではスケーリング。

前半の最終ホール。これまでのミスを無理に取り戻そうとしていませんか? スケーリングしてみましょう。

このように、何か変化が起こる時にスケーリングしてみて、確認してみてください。

それを踏まえて対策を練り、落ち着いて実行。もしかすると今まで見えていかなったことが見えてきて、冷静な判断と良い結果を産むことになるかも。

ぜひ、次のラウンドで行ってみてください。