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あなたは教え魔になっていませんか?また教え魔に出会った時の対処法

ひとりで打ちっぱなしをしていると、「ちょっと早いなぁ」「頭が上がってる」などと声をかけられたことはないですか?

まったく知らない人に急に声をかけられるのです。そして、指導!?

“教え魔”。

自分自身は経験はなくとも、聞いたことはありますよね。特に女性に“被害者”が多いようです。

この行為は、だいたいが教えられた人のゴルフをダメにします。

教え魔の特徴

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教え魔には2つのパターンがあります。

1つは、練習場でまったく知らない人がスイングについてしゃべってくるパターン。もう1つは、知り合いがいて聞いてもないのにいろいろ教え出すパターン。

どちらにせよ、決まって言う言葉は

「頭が早く上がった」
「ちょっとスイングが早い」
「力が入り過ぎ」

これらの言葉は見たままの現象なのです。

なぜ、そうなってるか?

そこまでは、言わない。言わないのではなくて、そこまでは考えて言っていないのです。

教え魔。

この行為はだいたいが教えられた人のゴルフをダメにします。

スイングには始動して収束するまで連続性があります。練習している人には今まで自分がやってきた理論、リズム、テンポがあります。

その一部を切り取って直すことはできない。

その一部を直すためには、それに関連するいくつかの動きを直さなくてはならない。リズムやテンポまで変化させなくてはならない場合もあります。

それがわからずその一言を聞いたために上達が遅れることがあるのです。

教え魔になっていませんか?

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会社の若い人がゴルフを始める。練習に付き合ってあげる。最初なんでちょっと言ってあげる。ここまでは大丈夫です。

何ヶ月か経って、練習場で見たという場合、何か言ってあげる。これは、向こうが望まない限り言わないほうがいい。

求められれば言ってあげる。

やはりこれもレッスンの内に入るわけですから、大切なのは信頼関係なんです。

じゃ、そういう人が言っていることが間違っているの?

いや、たぶん合っています。その人が言っているのは過去の本に書いてあることや、プロが言っていたことなのですから。

ただ、その言われた人にそれが合うかまではわかっていないのです。

スイングについては言うほうに責任があります。

言ってしまう前に、この文章を思い出してください。

その一言がその人のゴルフ人生に影響してしまうことを。

くれぐれも、周りに教え魔と言われないように。

教え魔からの防御

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声をかけるのは男性、かけられるのは女性のパターンが多い。私が教えている女性の生徒さんからもよく聞きます。

声をかけてる人には一切悪気がない。

声をかけられたほうもそれはわかっている。だから嫌でも聞き続けるのです。

嫌じゃない場合もあるでしょうから、それはそれでいいのですが。

嫌な場合はそれでも一応聞くふりをしてしのぐしかない。大事なのは、その言われたことは忘れることです。

馬耳東風。

これが一番!

こんな話をしていると、明日教え魔に出会うかも!?

では、また。