ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第104話】ピンは立てたまま!
木曜日のお楽しみゴルフマンの第104話です。
2019年からの新ルール、みなさんご存知ですか~?
【第104話】ピンは立てたまま!
2019年になり、ゴルフルールが大幅に改正されました。
改正された項目は細かいものも含めればかなりあるのですが、まず我々アマチュアゴルファーのプレーにもすぐに関係してきそうなのが、グリーン上でのピンの取り扱い。
今まではピンを立てたままでパットして、カップインしたとしてもボールがピンに当たったということでペナルティとなっていました。
なので、ロングパットのときなんかは誰かにピンに付き添ってもらって、ボールが近づいたらピンを抜いてもらわなければいけませんでした。
アプローチが30センチくらいに寄って、お先にってカップインするときもピンを抜かなきゃいけなかった。
しかし今年からはボールがピンに当たってもペナルティではなくなったので、ピンを立てたままのパットが可能となったんです。
これの何が良いのか?
まずプレーが早くなるんですよ。
長いパットの人がいたら誰かが付き添ったり、全員のパットが終わったらピンを立てたりとかの時間がなくなるので、その分プレーが早くなる。
そしてグリーン上でいろいろと気を使わなくて良くなるから、自分のパットに集中できる。
僕はすでに2ラウンドほどピンを立てたままでプレーしましたが、本当にグリーン上がサクサクとプレーできてリズムが良い。
ただ、自分のプレーが終わるともうカートのほうにサッサと移動されちゃって一人ぼっちでパットしてるみたいな状況になりがちなので、それはちょっと寂しい。
カップインまで近くで見てて〜って思っちゃう(笑)。
そしてプレーが早いだけじゃなくて、ピンがあったほうが入る確率も高くなるなんて話も。
僕なんかは最初にピンを立てたままのパットだと、ちょっと強めのパットのときはボールがピンに弾かれてカップの外に出ちゃうんじゃないかと思ったんですけどね。
プロゴルファーも含めていろいろな人がピンを立てたままのパットの検証をしているようなのですが、ピンを立てたままでもほぼ弾かれるようなことはなく、目標が定めやすくなったり、ショートしにくくなったりで入る確率が高くなるとか。
仮にボールが弾かれてしまったとしても、それはそもそもピンがなくてもカップインはしていないってことらしい。
この話が本当かどうかはもう少し時間が経って、ピンを立てたままでラウンド数をこなさないと結論は出ないと思うんですが、少なくとも僕が2ラウンドしてみたところでは一度も僕も同伴競技者もピンには弾かれていません。
ずっとピンを抜いてパットしてきたから最初はピンを立てたままのパットには慣れないかもしれませんが、1ラウンドもやれば慣れちゃいます。
それでプレーが早くなってカップインの確率が上がるならこんな良いことはないっすよね。
なので、みなさんもぜひ一度ピンを立てたままラウンドをやってみてください。
ショートしたりカップの横を通り過ぎたりしてたらカップインの確率は上がらないですけどね〜。