「初ラウンドのスコア、気にする？」現在進行形の100切りレポート！

初心者

今日一

コースデビュー前後、「初めてのコースではスコアが悪くても仕方ない…」と思いながらも、他の初心者の「コースデビュー時のスコア」がどうなのか、気になって検索しませんでしたか？

私は初ラウンドの直後に検索しました。

ということで今回は、これからゴルフを始める方も、始めたばかりの方も気にするであろう「コースデビュー時のスコア」について書いてみようと思います。

私のコースデビュー時のスコアは159です…。でも私の持論は「コースデビュー時の打数は多ければ多いほど良い！」です！

「ゴルフ初コーススコア」などで検索してみた結果は？

「120～150」、「150以下で上出来」、「120～130」、「160超えるならもう少し練習してから来い」など、いろいろな数値が出てきます。

ザックリ見て、トータルで「120～140」辺りで落ち着きそうな雰囲気です。

その数値と自分自身のスコアを比較して「ゴルフセンスがある！」「駄目だ、向いてなさそうだ…」と感じる人もいるのではないかと想像していますが、いかがでしょう。

私は軽い敗北感を感じながらも、「でもその数値って適正なの？」と、半分負け惜しみの気持ちを、半分は純粋な興味を持ちました。

本当にコースデビュー時のスコア平均が「120～140」だったら

本当にそうだったら、巷で受け入れられている「ゴルファーの7割は100を切ったことがない」というデータに疑問が生じませんか？

・初めてコースに出て、「空振り」をする人も多いと思います。

練習場では経験していない「平らではない場所からのショット」を何度も味わう訳ですから。

・デビュー前に練習場に通う回数は？

「1回だけでいきなり」「数カ月みっちりと」人それぞれだと思います（私は3回でした）が、「練習場とコースではまったく違う」という意見が大多数を占める訳ですから、その辺りの戸惑いを感じながらラウンドする人が多いですよね。

・池や林、バンカーなど、練習場では味わえない「変化」にいきなり対応できる人は多くないと思います。

それらを意識しすぎることで、吸い込まれるようにボールがそちらへ……というケース、コースデビュー時じゃなくてもありますよね？

・「マナー面などが良く分からず焦りまくりながらラウンドした」という人も多いのでは？

・自分自身の「飛距離」も把握しきれていない状況下で、アプローチなどの場面場面でクラブ選択が適切にできる人は少ないと思います。

・「パター練習？　したことがありません」という状態でデビューする人もいますよね？

…何が言いたいか？　「コースデビュー時には20～30は無駄に叩いている」ということです

ぱっと思いつく状況を適当に挙げてみると

・傾斜に対応することができず空振り⇒+3打
・マットと芝の違いに翻弄されダフる⇒+3打
・なぜ目の前の池にダイブ？⇒+3打
・あり得ない方向の林の中へ⇒+3打
・林から1発で出す技術がない⇒+3打
・焦ってスイングの仕方が分からなくなってしまったことによりトップ⇒+3打
・クラブ選択ミスにより大オーバー⇒+3打
・同じくクラブ選択ミスにより大ショート⇒+3打
・バンカー、どうやって出すの？⇒+3打
・パッティングの仕方が分からず大きくオーバー、大きくショート⇒+3打

これで合計30打無駄に叩いたということです。

各「+3打」としましたが、決して多めの見積もりではないと思います。

18ホールトータルで考えたら、むしろ少なすぎる見積りではないでしょうか。

例えば「初めてラウンドしたけど、無駄なパットが3打もあったよ」という方がいたら、「コースデビューで無駄なパットが3打だと？　パッティングの天才か！？」と、個人的には憧れてしまうレベルです。

ではでは、3年、5年、10年とゴルフを続けていって、この「20～30打」を縮められないのでしょうか？

そんなことはないと思います。

ミスが「0」になることはないでしょうが、減っていきますよね。

経験から「焦り」がなくなり、自分自身の「クラブごとの飛距離」を知り、「パッティングのコツ」をつかみ、「空振り」をしなくなり、と当然のごとくミスは減っていくと思います。

ならば、コースデビュー時のスコアが120～130だった人は、数回ラウンドすれば100を切れるでしょうし、140～150という人でも、1年も頑張れば100を切れるはず、というのは私の勘違いでしょうか…。

結局ですね、「コースデビュー時のスコアを教えてください！」と聞く相手を間違えていると思うんですよ

ゴルフ場や練習場で聞く相手って、ほぼ間違いなくゴルフ経験者の方々ですよね。

なかには「今日初めてなんです」という人も含まれているかもしれませんが、確率的にほとんどいませんよね。

聞いている相手が「ゴルフを続けてきた人」なんです。

コースデビュー時のスコアが芳しくなく（私の周りにも「200超え」や「数えるのをあきらめました」という人達がいます）ゴルフをやめてしまった人や、スコアアップをあきらめ、年に数回（もしくは数年に1回等）の付き合いゴルフのみの人もいますが、こんな人たちのデータは前述の数値には含まれていません。

「初心者時代を無事乗り越え、その後ゴルフを続けているエリートたちのコースデビュー時のスコアが120～140である」、これが私の見解です。

ということで、つらつらと書き綴ってしまいましたが、結論です。

巷の「コースデビュー時のスコア」の数値は良過ぎる。コースデビューの打数は多ければ多いほど良い

集計対象が狭過ぎるため、自分自身の初ラウンドスコアと比較する意味がありません。

そんな数値と比較して凹んだり、ゴルフをやめてしまう必要はありません！！

「初ラウンド時のスコア200、2回目150、3回目120」だったら、すごくありませんか？

私は、初ラウンド159（添付した画像は私がデビューした「アジア取手カントリー倶楽部」「西コース1番ホールパー5」です。いきなり16打、「+11」というスタート……当時「このまま永遠に打ち続けるのではないか？？？」という絶望感が襲ってきたことを今でもほんのり覚えております）、2回目127、3回目119でした。

その後についてはまたの機会に書いていきますが、3回目までのスコアの推移は「悪くない」と思っています。

スコアを「50縮めた！」「30縮めた！」なんていう経験は、この時期しかできないと思いますので、ぜひ素晴らしい「達成感」を味わいましょう！！！