Gride

gettyimages/dv2096014

初心者

亜月

ロストボールはもったいない!ラフや林に入ったボールを探すコツは?

こんにちは、ライターの亜月です。

今の季節、元気なラフに悩む方は多いのではないでしょうか?

ボールがラフに入ってしまうと、見つけづらく時間がかかり、プレーファストに影響を与えてしまったり、最悪見つからずロストボールになったりしてしまうことも……。

ラフに入ったボールを探すコツはあるのでしょうか?

ロストボールの罰則規定は?

gettyimages/179265184

2019年の新ルールでは、ボールを探し始めてから3分以内にボールが見つからない、もしくは自分のボールだと確認できなければロストボールとなります。

ロストボールとなると、ボールを打った場所に戻り、1打罰で別のボールをプレーすることになるため、実質OBをしたことと同じになります。

「なくなるようなボールじゃないのに……」探しながら、こうつぶやく人もいるでしょう。

しかし、OBになるようなボールじゃなかったとしても、見つからなければロストボールとなってしまいます。

では、ロストボールを出さないために、ボールを探しやすくするコツは何かあるのでしょうか?

ボールの落ちどころまでしっかりと見る

gettyimages/1165911733

私は初心者の頃、ヘッドアップによるミスショットが多かったため、同伴の方に、「あなた以外の3人の目がしっかり見ているから、大丈夫だよ」と言われていました。

そう、確かに他の3人ないしキャディさんは、打ったボールをしっかりと見てくれていますし、自分でも他の人のショットはしっかり見ていることでしょう(たまに見ていない人もいますが……)。

その飛んでいったボールを、どこまで見ていますか?

いったんフェアウェイに落ちたボールが、左右にキックしてラフに入ったり、真っすぐ飛んでいって「フェアウェイキープ確実」と思って目を離したあとに、カーブを描いてラフに入ってしまったりすることなどは、いくらでもある話です。

ボールを見る時は、どこに落ちたか、どう転がっているかまで、しっかりと見るようにしましょう。

そうすることで、ラフに入ったとしてもどのあたりにあるのか見つけやすくなりますよ。

耳を頼りに音でも判断する

gettyimages/83009234

ボールを追う時に、役立つのは目だけではありません。

ボールが何かに当たった時に発する「音」も、ボールの位置を把握するのに重要な要件です。

例えば打ったボールが大きく曲がってしまい、視界から消えてしまった時、耳を澄ましてみてください。

木に当たった音がすればそのまま突き抜けている可能性は少なく、近場に落ちているかもしれませんので、木の付近を探すことが重要です。

音による判断で、「OBだから探してもムダ」と思った人でも、もしかしたら助かっている可能性がありますので、しっかり探してみることが重要です。

ボールの回転具合から推測する

gettyimages/490556345

ボールにどのような回転が加わっているのかによっても、探す位置が違います。

右に逃げていく「スライス回転」の場合、ボールは落下後あまり転がらないことから、落下地点付近にあることが多いです。

目視で落ちた場所付近を探すと良いでしょう。

逆に「ドロー(フック)回転」の場合は、落下地点よりやや左前方に転がってしまいますので、その先にボールがあることが多いです。

「このあたりに落ちた」と思う延長線上を探してみてくださいね。

予想地点の真横からカートを下りず、必ず手前から探そう

gettyimages/497227671

プレーヤーの中に、「このあたりのラフに落ちたから、ここから歩いて行くよ」と、落下予想地点の真横にカートを止めて、真っすぐに目標方向に歩いていく姿を時々見かけます。

しかし、ボールは落ちた地点から転がっている可能性もありますし、カート道や木に当たってしまうと、予測不能の場所にあることも多いので、必ず予想地点の手前でカートを降り、自分が思う方向に向かって目を凝らして見ていくようにしましょう。

自分のボールがロストボールとなってしまうと、暫定球を打っていなければ元の場所に戻り時間のロスをしてしまいますし、スコアも1打罰となってしまいますので、とてももったいないです。

できる限りロストボールをなくして、目標のスコアに近づくようにプレーしていきましょう!