タダでゴルフができちゃうアプリ！（ただし19・20歳限定）

練習もコースもタダになり、しかもダウンロードが無料のアプリ！

なんて聞くと怪しいアプリのように思えますが、そんなことはありません。

なにしろ提供元は『じゃらんゴルフ』でおなじみのリクルートです。

アプリの名前は『マジ部』。

利用できるのは19・20歳限定ですが、これ以外の年齢の人、落胆するのは早計です。

子どもや後輩をゴルフに誘うための好材料だと思いませんか？

会員登録して企画を選べばすぐに利用可能

アプリの『マジ部』には『ゴルマジ！』の他『Jマジ！』『雪マジ！』『海マジ！』『お湯マジ！』の合計5企画が入っており、好きな企画を選べるようになっています。

ダウンロード後に会員登録、参加したい企画の『参加する』ボタンを押せばすぐに利用可能です。

他の企画はどうでもいいが、本当に19歳と20歳はゴルフの練習もコースもタダなのか？　というのがGridge読者の聞きたいところ。

はい、本当にタダです。

「タダより高いものはない」と後からツケが回ってくることもありません。

利用には、提携している練習場やゴルフコース、練習用の球数や回数、コース予約はじゃらんゴルフのみ（この辺はしっかりリクルートしています）など条件はありますが、会員登録してリクルートIDを持っていれば、19・20歳はお金をかけずにゴルフを楽しむことができます。

『マジ部』の『ゴルマジ！」公式サイトは以下になります。App Store、Google playともに対応しています。

練習もコースも無料の理由

本当にタダなのか？　という疑問の次はどうしてタダなのか？　という点。

最近の若年層は倹約家なのか、あまりレジャーをしません。

ゴルフはとくにその傾向が表れています。

端的に言ってしまうと、ならば無料体験の機会を設けてとにかくレジャーに親しんでもらおう、というのがリクルートとレジャー業界の思惑。

裾野を広げることで将来性を確保するのが目的です。

レジャー産業が活発化すればリクルートの商売も結果的に利益を出すことができる、というわけですね。

割引とか半額とかクーポン券とか、そんな中途半端なことをせず『無料！』と言い切ったところに潔さが感じられます。

このサービスはいわば種蒔きですが、競争と刹那的な経営が多い日本企業の中で、長期的展望の戦略を実行している点は高く評価してもいいのではないのでしょうか？

先輩ゴルファーが初心者に教えるべきこと

『マジ部』アプリの企画のひとつ、『ゴルマジ！』が他の企画と異なる点は年上経験者によるリードの割合が高いこと。

スノボやスキー、サーフィンなどは19歳や20歳でも経験者が多くいますし、初心者でも同じ歳の仲間を見つけるのはけっして難しいことではありません。

しかしゴルフに関しては同年輩よりも年上に頼るケースが増えてきます。

子供にゴルフを教えたい父親や母親、後輩と一緒に回りたい会社の先輩にとって、このアプリの紹介はとても有効でしょう。

ゴルフは何も知らない初心者が自分1人で始めると本人が気の毒になるくらい恥をかいてしまうゲームです。

その恥や怒りがゴルフのトラウマとなって嫌いになる若年層は少なくありません。

したがって、ただ一緒に行くだけでは意味がありません。

初心者にゴルフの楽しみを感じてもらうためにも、先輩ゴルファーは大切なマナーをきちんと教えてあげましょう。

ちなみにリクルートとレジャー業界には、誘いやすい環境が市場拡大につながるという思惑もあります。

親や先輩が子どもや後輩を誘えば当然、その分の費用が発生するわけで、まんまと思惑通りになってしまうことになりますが、ここはひとつ、ゴルフ業界の将来のためにささやかではあるけれど思惑に乗っかろうではありませんか。