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ゴルフスイング

トモノケンイチ

【飛距離アップ大作戦】飛距離アップに効果的なのは、ウエイトトレーニングよりもストレッチ!

日本プロドラコン協会 オフィシャルヘッドスピードトレーナー トモノケンイチです。

ティーショットで、バシッと遠くに飛ばせると気持ちがいいですよね。

遠くに飛ばすだけではなく、正確に飛ばすために必要なことがいくつかあります。

飛ばす準備がしっかりとできていれば、誰でも飛距離アップをしていくことができます。

なぜ柔軟性が必要なのか

飛ばすためには、飛ばすための筋力と、“あるもの” が必要になります。

その “あるもの” とは…。

それは「柔軟性」です。

理由は、飛ばすための筋力を効率よく使うために、筋肉の柔軟性が必要になってくるのです。

また、筋肉が硬い状態でのショットは、肩や腰、股関節に大きな負荷がかかりますので、ケガにつながります。

飛距離を求めるがあまり、ケガをしてしまったら元も子もありません。

ストレッチをしっかりして、柔軟性を高めることが、飛距離アップのために必要な事なのです。

飛距離アップのためには、どこの柔軟性が必要なのか

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では、どこの部分の柔軟性を高めていけば飛距離アップにつながるかといいますと、大きく分けて2ヶ所あります。

「肩甲骨」と「股関節」。

特に、この2ヶ所の柔軟性を高めることで、飛距離アップをすることができます。

肩甲骨は、腕の可動域を広くする役割があります。

肩甲骨の柔軟性を高めることにより、滑らかな大きなスイングアークで振ることができるようになります。

股関節は、捻転力を高めて、力を強く伝える役割があります。

股関節の柔軟性を高めることにより、下半身が安定した状態で、より多く体重移動で力を伝えることができます。

ティーショット前のかんたんなストレッチ方法

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しっかりとしたストレッチは、毎日自宅でやることが大切ですが、ここではティーショットを行なう前にできる、かんたんで、効率的なストレッチをご紹介したいと思います。

先ずは肩甲骨のストレッチ。

7番アイアンを、グリップとヘッドスリーブあたりを握り、高く持ち上げます。

そのまま、首の後ろに下ろしてきます。

動きはゆっくりとやりましょう。

その時、肩甲骨が伸びている感じになっていればOKです。

上げて下げてを1回として、10回程度行いましょう。

次に股関節のストレッチ。

相撲の四股を取るような形をとって、手を膝の上に置きます。

ゆっくりと、そのまま左右に捻っていきます。

この時、股関節が伸びている感じがしていればOKです。

左右に捻って1回として、5回程度やりましょう。

これをティーショット前にやるのとやらないのとでは、飛距離に大きく差が出ます。

特に、朝イチショットには効果的ですよ。

柔軟性を意識した練習方法

ゴルフの練習機器もいろいろありますが、それらを利用して練習することで、柔軟性を高める練習方法があります。

バット型や重量のあるクラブ型で、ゆっくりとした素振りを行いましょう。

スイングに必要な部分の、ストレッチを効かせた練習ができます。

メディシンボールや、エリートグリップさんの「XYZ REBEL BALL #03」などを使って、股関節の伸びる感じを意識しながら左右にゆっくりと振ることで、効果的な練習ができます。

また、宮里藍プロがやっていた太極拳スイングも、非常にストレッチが効いたトレーニングだと思いますので、日々の練習に取り入れてみてはいかがでしょうか。


「elite grips XYZ REBEL BALL #03」を使ったトレーニング紹介動画

elite grips official web site ↓

日々の小さな積み重ねが大切です

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飛距離を伸ばす、ヘッドスピードを上げる事は、特別な事をするのではなく、日々の小さな積み重ねです。

その小さな積み重ねは、ただ飛距離を伸ばす、ヘッドスピードを上げるためだけではありません。

身体のパフォーマンスそのものを高めたり、故障を防いでくれたりと、他にもメリットがたくさんあります。

一緒に頑張っていきましょう。


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