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ゴルフスイング

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振り遅れさようなら!旅人算で考える、体を動かす順番とタイミング

皆さんナイスショットしていますか?

それとも振り遅れてスライスが止まらない?

今回は振り遅れを防止する考え方を紹介いたします。

旅人算?

どんなんかな?

それでは行ってみよう!

振り遅れとは?

理想のインパクトとは体の正面でボールをしっかりインパクトすることですね。

対して振り遅れとは、ヘッドより体が先に回転してしまいクラブが遅れてインパクトしてしまうことを言います。

俗に“体が開く”と言われます。

フェースが開いて当たりやすいこと、前傾をキープできないことからボールにしっかりパワーが伝わらないために飛ばないスイングとなってしまいます。

また開いた体、フェースによりスライス回転が強くかかり、右にOBが出やすいスイングです。

では振り遅れを防ぐにはどうすればいいのでしょう?

振り遅れる原因

トップからクラブを振っていく上で、振り遅れるスイングの人はいきなり体から回転が始まっています。

そして左の肩がアゴと近いままインパクトを迎えます。

体が先に回転をしてしまうので、腕、クラブが遅れて動くことになり体の正面でボールをインパクトすることができないのです。

自分では、そんなつもりはないのですが、力んだりした結果そういう順番で体が動いてしまうのです。

明確に体を動かす順番を意識していないことが振り遅れる原因となります。

旅人算で体を動かす順番、タイミングを意識してみよう

旅人算?

小学校の算数で習ったやつです。

亀は5キロで進みます。うさぎは10キロで進みます。

同時にゴールするためには、うさぎは何分後にスタートすればいいでしょう? みたいなやつです。

スイング時において、ヘッドの動きは体の回転に対してかなり遅い。

体の回転はヘッドの運動量に対して、運動量も少なく速いです。

ここではヘッドの動きを亀、体の回転をうさぎと考えます。

厳密にはリストコック、タメ、前腕の外旋等の運動要素が加わるために図のような単純な運動内容にはならないのですが、円運動の外周(ヘッド)と内周(体の回転)の関係は、

外周=運動量多くて遅い
内周=運動量少なくて速い

と言えます。

なのでヘッドは亀、体はうさぎと例えます。

同時にゴールするゴールはインパクトです。

同時にゴールするためには、運動量が多く遅い亀が先にスタートしている必要があります。

振り遅れる人は、うさぎが先に、または同時にスタートしてしまっているということです。

振り遅れないためには、亀が先にスタートしてハーフウェイダウンまで進みます。

そこでうさぎがスタートすれば、亀とうさぎは同時にゴールできます。

つまり振り遅れないで体の正面でインパクトできるスイングになるということです。


いかがでしたか?

スイングの動かす順番とタイミングを「旅人算」に例えた記事になりますが、明確に動かす順番とタイミングを意識したスイングをすれば、振り遅れはなくなるはずです。

口で亀、うさぎとリズムを取って練習すれば体の正面でインパクトできるスイングが 身に付くはずです。