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意外な発見もあるかも?ゴルフの楽しさ!を知る「見知らぬ人とのゴルフ」

ゴルフの楽しみとは何でしょうか?

今回は、クラブのメンバーとして経験する「見知らぬ人とのゴルフ」を楽しさの面から考えてみます。

ゴルフの楽しみはいろいろですね!

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ゴルフの楽しみ方は人それぞれです。

……仲間とワイワイとラウンドするゴルフが楽しい、競技ゴルフの緊張感が楽しい、練習してきたことを試す場とする闘争心、夏の炎天下ゴルフでの昼食時のビールが最高!など、ゴルフの楽しみ方は人それぞれですね。

今回は、クラブのメンバーとして1人ずつの組み合わせで見知らぬ人とラウンドする楽しみを考えてみます。

ゴルフは個人のスポーツで内容が良くても悪くても全て自己責任というスポーツですね。

通常、ゴルフをやるとしたら仲間が集まり、同じ組でラウンドするというのが一般的です。

「見知らぬ人とのゴルフ」とは!

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でも、自分のホームコースで仲間の都合が悪い時に、1人での組み合わせをお願いしてラウンドすることがあります。

これが「見知らぬ人」とのゴルフです。

さらに、競技ゴルフもまた同じように見知らぬ人とのラウンドですが、これは緊張感倍増ですね。

さて、ゴルフが好きだという方の中にも、見知らぬ人とのラウンドは考えられない、と思う方も少なくないかもしれません。

ゴルフは真剣だけど、見知らぬ人との緊張感まだは味わいたくないというのが本音かもしれません。

でも、この見知らぬ人とのゴルフには、得がたい経験などがたくさん詰まっていると思います。

見知らぬ人とのゴルフ〜どのようにラウンドしていくか?

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同伴競技者の腕前はどのくらいか?

ティーショットの前に、カートに積まれたクラブを確認します。

これを見れば大体のことはわかります。ドライバーは純正か、アイアンはどのメーカーのブランドか、アイアンの本数、ウッドの本数などにより飛距離も想定できます。

パターを見るのも一応参考になりますね。

まず、仮にその人のハンデがわかったとしても、腕前とその日の調子が一緒とは限りませんので、最初のティーショットだけでは判断できません。

2打目を見ればほぼ腕前の見当がつきます。

問題は、グリーンに乗ってからです。プライベートならばグリーン上のOKはありますが、同伴者が完全ホールアウトの主義者(※OKをもらうことを好まず、必ずカップインさせたいと思っている人)かもしれません。

ですから、うかつにOKなどという言葉を発することはできません。

最初のホールで誰かがOKと言ってそのまま、通り過ぎれば今日はOKありかという判断ができます。

次は、少しずつホールを重ねて行くにつれ同伴者の腕前が完全に把握できますが、言葉のかけ方が難しいのです。

本人的にナイスショットではないのに、まあまあのショットに対して自然にナイスショットと出てしまうことがあるので、あまり喋らないようにやや寡黙にラウンドが進んでいくと思います。

ここまで読んだ方は、つまらないゴルフだなあ!と感じるかもしれません。しかし……。

見知らぬメンバーの攻め方が参考に!

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しかし、見知らぬ人とのラウンドは、仲間とのゴルフではわからないこんな攻め方があったんだという新しい発見をもたらせてくれることがあります。

このホールではのこんなクラブでティーショットをするんだ、へぇー!という具合です。

また、ゴルフには、その人のスタイルがあると思いますが、長年メンバーとしてプレーをしている方の場合にはその人のゴルフに対する考え方が現れ、とても参考になることが多いと思います。

初めての見知らぬ方とのラウンドは、緊張もしますがゴルフは所詮個人のスポーツだということを考えれば、どんな状況であろうとも自分のゴルフを貫いていけるか、ゴルフの本質に関わる部分で勉強になることが多々あります。

仲間とのゴルフも楽しいですが、たまには違った環境でゴルフをやるのもいいと思いませんか!

競技ゴルフに参加している方には日常茶飯事のことだと思いますが、皆さんも「見知らぬ他人とのゴルフ」ぜひ経験してみてはいかがでしょうか。