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野村タケオ

ゴルフマン【第16話】目土をするのは・・・

木曜日のお楽しみ!ゴルフマンの第16話です。

自分が作ったディボットはちゃんと直しましょうね〜。他のプレーヤーに迷惑をかけないためにも。

【第16話】目土をするのは・・・

ゴルファーたるもの、マナーは大切です。

他のプレーヤーが打つときには静かにするとか、正面には立たないとか、バンカーをならすとか、ゴルフにはいろいろなマナーがあります。

コースを大事にするというのも大事なマナーのひとつ。グリーンではボールマークを直し、ショットの後にはディボットに目土をする。

これはコースを保護するという意味もありますが、後続のプレーヤーのためにも必ずやるべきことですよね。

グリーンで自分のライン上にあるボールマークは直すことができますからまだいいとして、せっかくドライバーがナイスショットでフェアウェイを捉えたのに、行ってみたらディボットにすっぽり入ってた時のガッカリ感といったら・・・。

どこに怒りをぶつけたらいいのか分からないですよね。

僕たち一般アマチュアがディボットから上手に打つってのはなかなか難しいもんです。

よく考えてみれば、そんなに意識することなく打てばいいんでしょうが、やっぱ「ちょっと打ち込まなきゃ」とか「綺麗にボールだけを打たなきゃ」とかいろんなことを考えちゃうんですよね。で、結局は余計なことをやっちゃって大ダフリ・・・。

打つ前よりひとまわり大きくて、さらに深いディボットを生み出してしまうわけです。

ミスショットも悲しいのですが、もっと悲しいのはゴルフ仲間から「フェアウェイど真ん中から、なんで大ダフリしてんだよ〜」なんて言われること。

ディボットに入ってたことがわかってたら「アンラッキーだね〜」と同情してもらえるのですが、それに気付いてないと、ただの大ミスとしか思われません。

それでは悲しすぎます。

なので、ディボットにボールが入ってたりした時にやるべきことは、どう打とうかとか考えることよりも、まずは少し大きな声で「うわっ、ディボットだよ〜」と仲間に自分がいかに不幸な状況にあるかを伝えること。

自分は今からスゲー難しいショットをするんだということを仲間に知ってもらうことが重要なのです。

できればちゃんと見に来てもらうと最高ですね。

そうすればミスショットしても当たり前、もしグリーンオンなどしようものならナイスショットってことになるんですから。

この方法はバンカーであまりならされていない足跡にボールが入った時や目玉になった時にも応用できます。

同伴者が「ディボットだよ〜」って言ってる時には、ちゃんと状況を見に行ってあげて、同情してあげましょうね。

そしてそういう人を増やさないように、最低でも自分の作ったディボットにはちゃんと目土をしましょうね。

たとえバーディのご褒美がもらえなくてもね。