Gride

gettyimages/611933414

ゴルフクラブ

GREEN MAN

30年に1人の天才!17歳・女子高生の日本女子OP制覇を生んだ、代打投入の4番ウッド!

女子ゴルフ界の最高峰!
「日本女子オープン」で
史上初のアマチュアチャンピオンと
なった畑岡奈紗。

17歳・女子高生の優勝に、
LPGA会長の小林浩美は
「30年に1人の天才」と絶賛!

そんな優勝の陰で、
実は代打で投入した
1本のクラブが貢献していた。

勝負をわけた最終日の17番!4番ウッドで完璧なパーオン。

今年の日本女子オープンの
舞台になったのは栃木県の
烏山城カントリークラブ。

勝負所として注目されたのは、
ツアー最長のパー4に設定された
491ヤードの17番ホールだった。

最終日は、その17番でドラマが起きる。
残り2ホールを迎えて、
トップにたっていた堀琴音は、
2打目をレイアップして、
3打目のアプローチ勝負にかけたが、
パーパットを外してボギーに。

逆に17歳のアマチュアとして
大健闘を見せていた畑岡は、
2打目のクラブに4番ウッドを持ち、
残り210yヤードの距離から、ツーオンに成功。
難関ホールをパーで切り抜けたことで、
流れは完全に畑岡に。

次の18番では完璧なバーディをとり、
1打差で畑岡の歴史的アマチュア優勝と
なったのだ。

いつもは3番ウッドのところを、大会直前に4番ウッドに。

実は畑岡が4番ウッドを
セッティングに入れたのは、
大会直前のことだった。

普段、アマチュアの試合では
3番ウッドを使っていたが、
練習ラウンドを終えたから
3番ウッドを抜いて4番ウッドに変更したのだ。

ちなみに4番ウッドはダンロップの
「スリクソン F45」という、
フェアウェイウッドとしては
小振りなタイプ。

どちらかというと男子プロに
人気のあるモデルだが、
女子ゴルファーとして
ヘッドスピードの速い畑岡には、
理想のクラブと言えるだろう。

ユーティリティもウッド型とアイアン型の二刀流に。

今回の歴史的勝利を生んだ
畑岡の巧妙なクラブセッティング。

それは4番ウッドだけではない。

実はユーティリティも
ウッド型の「スリクソンZ H45」と
アイアン型の「スリクソン Z U45」という
二刀流で試合に挑んでいた。

ゴルフの技術やスイングに関しては、
LPGAの小林浩美会長も、
「30年に一人の天才」と賞賛しているが、
才能だけではなく、
クラブセッティングからはじまる
戦略も、超一流と言える選手だ。