Gride

gettyimages/977007708
getty

ゴルフスイング

REDマン

ワンランク上を目指せ!バンカーショットで差を付けるテクニック!

バンカーショットを打つ時、とりあえずバンカーからボールを出せればいい、とお考えではありませんか。

しかし、狙ってピンに寄せられるようになれば、“スナイチ”でパーになる可能性も高まります。

バンカーショットの基本を押さえ、一歩先のプレイを身に付けましょう。

基本動作その1、その2

getty

打つ距離に関わらず、バンカーショットの打ち方には5つの基本動作があります。まずはこの基本をしっかり習得しましょう。

《基本その1》は、ボールを常に左足のカカト線上に置くことです。

この位置にボールを置くことで意図的にダフらせることができ、エクスプロージョンショットを打つことができます。

《基本その2》は、テークバックの際はフェースを開くことです。

ハーフウェイバックではフェースが正面を向くようにクラブを上げていきます。

そうすることでダウンスイングのときに砂にバウンスから入り、エクスプロージョンショットになります。

基本動作その3、その4、その5

getty

《基本その3》は、コックをほどかないダウンスイングです。

ダウンスイングからインパクトの瞬間まで、コックをほどかずにクラブを振ります。砂を薄く切るように打てるため、大きなダフりを回避できます。

《基本その4》は、フェース面を上に向かせたフォローです。

フォローの時、フェース面が上を向いていることを確認してください。

砂にバウンスから上手く入るとフェース面は上を向きます。バンカーからボールがキレイに上がります。

《基本その5》は、スイングの最中、左手首は手の甲側に曲げたままにすることです。

手の甲側に曲げた形を保つことで、フェース面が開いたまま打つことができます。

バンカーショットの距離別の打ち方

getty

まずはピンまで《5ヤード》のバンカーの基本的な打ち方です。

靴2足分ほどスタンス幅を大きくして腰を落とし、オープンスタンスで構えます。

テークバックは、フェース面が真上を向くくらいのオープンフェースにします。

オープンスタンス、オープンフェースが組み合わさってボールは高く打ち出され、飛距離が短くなります。

続いて《10ヤード》です。

ノーマルスタンスより靴1足程度スタンス幅を大きくし、少しオープンに構えます。

そして、5ヤードの時より弱めのオープンフェースで振り抜きます。

スタンスとフェースが弱めのオープンになり、5ヤードの時より飛距離が出ます。

続・バンカーショットの距離別の打ち方

getty

ピンまで《20~30ヤード》の場合はフルスイングを心がけましょう。

フェースは気持ち開き気味にします。構えはベーシックで問題ありません。

若干のオープンフェースで、砂にバウンスから入れることを意識します。

しっかり振ってもエクスプロージョンショットになって飛距離は自然と落ちます。

ただし大振りはせず、コンパクトなスイングになるよう注意してください。

バンカーのエクスプロージョンショットは、通常のショットの約4分の1から3分の1と考えます。

なのでサンドウェッジのフルショットが60ヤードの人は、エクスプロージョンのフルショットで15~20ヤード、フルショットが90ヤードの人は、20ヤード強~30ヤードになります。

もっと遠い距離(例えば50~60ヤード)のバンカーショットは、ゴルフでも難しいショットの1つです。

クリーンに打つ方法もありますが、アプローチウェッジやピッチングウェッジで、フェースを少し開いてエクスプロージョンショットをしてみるのも一案でしょう。


以上、バンカーショットの基本と応用の打ち方でした。

5つの基本動作を守り、距離別の打ち方をマスターすれば、ワンランク上のバンカーショットが習得できるはずです。

がんばってください!