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ゴルフスイング

あやの

【インターロッキング】いろいろなグリップの利点【ベースボール】

こんにちは! ライターのあやのです。

いつもゴルフスイングのお話しばかりしているわたしですが、今回は基本へ帰りたいと思います!

ゴルフスイングでまず1番の基本で1番大事なことが、グリップ、セットアップ、アドレス、ポスチャーです。

頭文字をとって「GSAP(ジーサップ)」と言います。

スイングをあーだこーだ言う前に、ここを見直すとあっさり悩みが解決しちゃうことはよくあります。

今回は、その基本の4つの中から、クラブの握り方、グリップについてお話ししたいと思います。

基本の3つの握り方

まずグリップの握り方は、大きく分けて3つです。

オーバーラッピング(ヴァードン)、インターロッキング、テンフィンガー(ベースボール)です。

中にはオーバーラッピングとインターロッキングのハイブリッドな握り方のジョーダン・スピースや、ダブルオーバーラッピングと言われる、右手の薬指と小指の2本をかぶせる握り方のジム・ヒューリックなどもいます。

ですが、グリップの基本は3種類です。

それぞれのメリット、デメリットを理解してどのグリップが自分に合うのか見直してみましょう。

オーバーラッピング

PGAツアープレーヤーで最も多いと言われているのがこのグリップです。

ザック・ジョンソン、セルジオ・ガルシアなどがこのグリップです。

オーバーラッピングは、左手主導でスイングするプレーヤー、また手の大きいプレーヤー向けのグリップです。

右手を上から被せるためフィーリングが少しルースになるので、ゆったりとしたスイングリズムで振る方にオススメです。

注意点は、手の小さい人には向いていないことと、このグリップは右手の動きを妨げてしまうということです。

普段右手を使いすぎてしまう人は、このグリップで練習して感覚を得るといいですね◎

インターロッキング

このグリップは米LPGAツアーで最も一般的なグリップと言われています。

タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、リッキー・ファウラー、ルーク・ドナルド、ジャック・ニクラウスなどもこのグリップです。

このグリップの特徴は、まず右手主導になること。

次に手首の動きを減らせることです。右手は手のひらメインになるからです。

デメリットは、右手がクラブの下にまわるため、インパクトでクラブフェイスをスクエアに保つのが少し大変なことです。

ですがこのインターロッキングはギュッとタイトなフィーリングになるため、最も両手の一体感が感じられるグリップと言われています。

切り返しのタイミングが速い人向けです。

普段左手を使いすぎてしまう人は、このグリップで素振りやボールを打ってみてフィーリングを体感してみましょう。

テンフィンガー(ベースボール)

テンフィンガーはプロの中で少数派の握り方です。

PGAツアーではスコット・ピアシーがこのグリップで、日本だと勝みなみ、時松隆光などがこのグリップです。

テンフィンガーは右手のテコの作用を1番使えるグリップで、簡単にパワーを伝えられる&クラブフェイスをスクエアにすることができます。

ですのでジュニアや女性ゴルファーにオススメのグリップとされています。

デメリットは左側をうまく生かせないことです。

なぜなら、右手のテコの作用がダウンスイングの早い段階で生まれてしまうから左で引き付けるのが少し難しくなるためです。

右手の使いすぎには注意してくださいね。

このグリップのプレーヤーはスプリットハンドにならないように両手の間隔を開けすぎないこと、そして両手の一体感に気をつけてください。

ウィークまたはストロンググリップの注意点

クラブフェイスの開閉に大きく影響するのが上の画像のような手首の絞り具合です。

ウィークグリップはスライサーによく見られるグリップです。

なぜなら、ウィークグリップはインパクトでクラブフェイスをスクエアにするために、腕や手首のローテーションを多く使わなければならないので、クラブフェイスがオープンのままインパクトを迎えやすくなります。

またウィークグリップだと、コックが制限されてしまうのでテコの作用をうまく使えなくなってしまう点も注意してください。

逆に、ストロンググリップはドローヒッターによく見られるグリップです。

簡単にドローが打てますからね。

ただ気をつけていただきたいのが、アドレスからトップ、インパクトと振っていく間にクラブフェイスを開いてしまう動き(リバースローテーション)があると、プレーヤーは無意識にクラブフェイスをインパクトでスクエアに戻そうと、手首を強く返してしまうので、チーピン(スナップフック)を打ってしまう可能性が非常に高くなります。

おわりに

わたしはゴルフを始めたころ、インターロッキンググリップでしたが、アメリカへ行って受けた最初のレッスンでテンフィンガーにすぐさま直されました。

手が小さく指が短すぎるからとシンプルな理由でした(笑)。

今ではすっかりこのテンフィンガーがお気に入りです。

これを気に、皆さんも自分の握り方が合っているか見直してみてくださ〜い。

以上、あやのがお届けしました〜✩⃛( ͒ ु•·̫• ू ͒)

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